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∞震災支援に直接感謝 台湾訪れ大槌高生報告
【台北市で学芸部・小山田泰裕】東日本大震災で被害を受けた大槌町にある大槌高(山形守平校長、生徒
301人)の2、3年生33人は10日、震災後に多くの支援を受けた台湾を訪れ、赤十字社にあたる紅十字会
の関係者と交流した。被災当時の生徒の様子などを報告し、国境を超えた支援への感謝を伝えた。
生徒たちは、台北市内のホテルで開かれた交流会に参加。2年の大和田佳苗さん、東梅佳菜さん、菅野
友也君が写真を紹介しながら報告した。
震災後の学校は家を失った約500人が避難。水道や電気が途絶えた中、物資運搬やトイレ用の水運び
など避難所運営に携わった体験を語り「台湾の皆さんと全国の皆さんからたくさんの支援を頂き、ありがと
うございました」と感謝した。
報告を聞いた中華民国紅十字会総会の呉斯懐(ウー・スーホワイ)秘書長は「生徒たちの姿に感心した。
皆さんの頑張りによって、今後の復興が一日も早くなるよう心から祈っている」と語った。
訪問は、同町を支援しているボランティア団体のいわて根っこの会(岩根哲哉代表)が支援への感謝にと、
花巻空港発着チャーター便の団体旅行を企画し、163人が参加。生徒の旅行費用は会員に呼び掛けて集めた。
ソース:岩手日報 (2012/05/11)
URLリンク(www.iwate-np.co.jp)
【写真=被災後の様子を報告し、支援に感謝する大槌高の東梅佳菜さん(左)と大和田佳苗さん=10日、台北市内のホテル】
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