12/05/10 23:30:56.49
日本が42年ぶりに初めて原発動を完全中断するというニュースを聞いた。安全診断検査のため
にしばらく中断するのだが、それでも原発による発電が全面中断されることは原発稼動後、今回
が初めてだ。これについて日本国民の心配が並大抵ではない。それもそのはず原発稼動が中断
されれば日本経済は大きな打撃を受けるほかない。
(中略:原発停止が日本経済に及ぼす影響)
ところがこういう隣国の状態をそのまま見ているとどうしても心苦しくなる。日本が原発を稼動しよ
うが中断しようが我が国と何の関係があるのかと思われそうだがそうではない。原発政策を廃止
すればその飛び火が我が国に飛ぶことが明らかだからだ。
なぜなら日本は原発を減らす代わりに液化天然ガス(LNG)に依存せず他の代替エネルギーを探
すことにすべての努力を傾けている。実際、少しでも日本にいれば代替エネルギーを探してレポ
ートする場面をしばしば見た。それを見ていていたらしきりにまずいという気がした。
世界はすでにかなり以前から資源戦争を行っており、最近はさらに深刻な様相を見せていなかっ
たか。中国は北朝鮮の鉱物資源を安値で買い入れ、日本もやはり資源戦争から自由ではない。
なにをかいわんや、最近、日本の独島(ドクト、日本名:竹島)に対する領有権主張がさらに露骨
化したようだ。
独島付近の海域にはものすごい量のガス・ハイドレートが埋蔵されている。これは私たちがこれか
ら30年間使えるばく大な量という。だから日本の独島領有権主張はさらに強まるようだ。独島だけ
でなく日本は中国と領土紛争を行っている尖閣諸島についても以前と違い国民募金を通じて島を
国有化し国家が管理しようという東京都知事の発言に国民の支持があふれているではないか。
それではどうすべきか。私たちもまた資源確保のためにものすごい費用を注ぎ込んでいるが、そ
の内容を見れば真に貧弱なことこの上ない。巨額を投資して開発して生産するものの、私たちの
思いのままにその資源を国内に持ってくることはできないおかしな構造だから本来、私たちにはそ
の甘い実を味わえずにいる。
限られた資源を予め先行獲得する努力も重要だが、それよりは私たちが主張できる私たちのもの
をはっきりと守るべきではないだろうか。7鉱区と独島に埋蔵されているガスだけ守っても私たちは
子孫たちに恥ずかしくない先祖として残るはずだ。だから目をぱっちり開けて守らなければならな
いだろう。百節のスローガンより、百節の怒りより、実践的行動と意志が必要な時だ。
さらにもうひとつ!日本原発事故を反面教師としていつも気を付けなければならず、最近知られた
原発点検と修理システムを見ればくらくらする。私たちはいつもすべてのことに牛無くして牛小屋
修理というやり方だ。それも確かに直せば良いが、これまで正しくなされたことが珍しい。今からで
もまともに一度してみよう。
ウン・ミヒ/小説家
ソース:文化日報(韓国語) 独島まともに守る/ウン・ミヒ/小説家
URLリンク(www.munhwa.com)