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○韓国中銀:政策金利3.25%に据え置き、11カ月連続-予想通り
韓国銀行(中央銀行)は10日の金融政策決定会合で、政策金利の変更を
11カ月連続で見送った。同国ではインフレが鈍化しており、政策担当者らは
経済成長予想を引き下げている。
韓国中銀は政策金利である7日物レポ金利を3.25%に据え置いた。
ブルームバーグ・ニュースがエコノミスト17人を対象にまとめた調査では、
全員が金利据え置きを予想していた。
ギリシャの財政破綻回避に向けた最初の国際支援から2年を経て、
欧州の債務懸念が再燃している。韓国の1-3月(第1四半期)の経済
成長率は1年ぶり高水準となったが、同国の企画財政省は今週、欧州
問題や不安定な原油価格といった外的要因がもたらすリスクは高まって
いるとの見解を示した。
ユージン・インベストメント・アンド・フューチャーズの債券アナリスト、
キム・ナムヒョン氏(ソウル在勤)は今回の決定発表前に、「韓国中銀が
より長期にわたって金利据え置きを続ける公算は大きい」と予想。
「成長支援とインフレ抑制を同時に目指す上で、それが今できる
最善の策だ」と指摘した。
□ソース:ブルームバーグ
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