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∞「ヤミの乱破」終戦直後の朝鮮人部落を描写!ネットに一切波風立たず-本宮ひろ志「国が燃える」の轍は踏まず
■イブニング連載「ヤミの乱破」
2012年5月8日、講談社より青年漫画誌「イブニング」11号が発売された。
今号では、細野不二彦が連載中の「ヤミの乱破」にて朝鮮人部落の描写がなされた。
今回の舞台は昭和23年の1月2日。主人公の工作員である桐三五がソ連の造った「機械人形」を探す過程で、
朝鮮人部落に潜入するエピソードが描かれたものである。
終戦直後の朝鮮人部落などを描写するのは勇気と知識がいる。一歩間違えれば、ネットで炎上間違いなしである。
過去には「南京事件」を描いて謝罪にまで至った本宮ひろ志「国が燃える」の例がある。
「南京事件」ほど敏感な問題ではないにせよ、終戦直後の朝鮮人描写などはしないで済むなら済ませた方が無難だ。
■キャラクターに語らせる上手さ
細野不二彦が上手いのは、朝鮮人に語らせているという点である。
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ワシは十五のとき日本人にだまされて
朝鮮からコッチに渡ってきたんだよ
知らんうちに北海道の炭鉱にほうりこまれてな
そこで死ぬほどこき使われた!
しかも工賃は日本人の工夫の半分しかくれなんだ
しこたま炭塵(たんじん)を吸って
肺をやられそうになって脱走したんじゃ!
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これをダイレクトに絵として描写したらネット炎上は必至であったろう。
それを、登場人物の朝鮮人に語らせるとうことで、「朝鮮人がいつも言ってること」のレベルに落としている。
これならば、歴史を歪めたという騒ぎになるわけがないのである。うまい方法だ。
もしかしたら考えすぎで、単にヤングジャンプほど読者がいないからか、ネットでこの様なことで騒ぐ層が
読まない漫画であったからかもしれない。
とにかく、何事も無かったのは良いことである。
【naka773】
ソース:ヲタにゅぅ 2012年5月9日 22:00
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