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【ワシントン＝白川義和】パネッタ米国防長官と中国の梁光烈(リャングァンリエ)国防相は７日、
米国防総省で会談し、サイバー攻撃対策での協力強化で一致した。
会談後の共同記者会見で梁氏は「中国と米国が協力して、サイバー空間の安全を強化する
方策を議論した」と述べた。パネッタ長官も「米中はこの分野での技術力を進展させており、危機に
つながりかねない誤解や判断ミスを防ぐため、協力は極めて重要だ」と強調した。中国内から米国に
向けたサイバー攻撃が行われているとの見方が強いなか、米国としては軍当局間の協力を通じて、
実態を探る狙いもあるとみられる。
両国防相は、昨年合意していたアデン湾での海賊対策の共同訓練を今年後半に行うことも確認。
またパネッタ長官は、中国側からの招請で「数か月以内」に訪中する考えを明らかにした。
YOMIURI ONLINE: 2012年5月8日12時51分
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