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韓国消費者の経済展望が財政危機に直面したヨーロッパを除けば世界で最も悲観的であること
が調査された。また、子供の教育と福祉に対する悩みは世界最高水準に達した。
グローバル情報分析企業ニールセンは去る2月10～27日、全世界56カ国2万8000人のオンラ
イン消費者を対象に実施した‘1分期消費者信頼および支出意向に関する調査’で我が国民の消
費者信頼指数が49で51位を記録したと6日明らかにした。
消費者信頼指数は100を越えれば経済を肯定的に100未満は否定的に見るという意味だ。我が
国はハンガリー(32)、ギリシャ(37)、ポルトガル(39)、クロアチア(45)、イタリア(45)の後に続いた。ヨ
ーロッパ財政危機の直撃弾という特殊状況をむかえたヨーロッパ国家を除けば事実上、我が国の
消費者の経済予想が世界で最も悲観的と見られる。
反面、今年1分期の世界消費者信頼指数は昨年4分期より5ポイント上昇した94を記録し、2007
年3分期(94)以後、最高値を示して回復傾向を見せていることが明らかになった。
自国経済に対する評価でも韓国消費者らは悲観的だった。自国の景気が沈滞期と答えた比率を
見れば韓国は87%を記録、56カ国中10位を記録した。これもまたヨーロッパ危機という特殊性を
かかえるヨーロッパ国家を除けば世界1位の回答率だ。
昨年、大地震と借金危機を体験している日本が85%で私たちよりわずかに次の順位を記録しただ
けで、中国(26%)、香港(44%)、シンガポール(27%)等アジア競争国の消費者の悲観度は私たちより
大きく低かった。特に眼に触れる部分は我が国の子供に対する心配事および外食費減少の回答
率が世界最高水準を見せた点だ。
半年後に心配な事はなにか、という質問に韓国消費者の11%は‘子供の教育と福祉’と答えた。リ
トアニアとエストニア(各12%)に続き僅かな差で3位を記録した。景気低迷が子供教育に及ぼす悪
影響についてそれだけ私たち国民が非常に悩んでいる点を見せる。
他国の場合、心配事が経済という回答が19%で最も多く、続いて雇用安定性(15%)、ワークライフバ
ランス(10%)という順だった。家計費節約のために外食費を減らしたという回答も韓国が64%で56カ
国中6位を記録して最上位圏を示した。安い食料品購入(22位)、衣料費節約(33位)等も高い順位
を見せた。
ニールセン・コリア関係者は「我が国が経済危機を最も皮膚で強く感じていて、衣食住費用を最も
大きく節約したと見られる」と伝えた。
コ・セウク記者
ソース：国民日報クッキーニュース(韓国語)
韓国消費者ら経済展望最も‘暗鬱’…ニールセン、56カ国2万8000人調査
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