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>>1のつづき
■ 韓国漫画の暗い過去、盗作
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クローバ文庫はその一方で、日本漫画の盗作という恥ずかしい過去を持っている。文庫の初作品である
『ガラスの城(ソン・ヤンスク)』と最高のヒット作である『バビル2世(キム・ドンミョン)』 など、かなり多くが
日本作品のコピーだった。実は日本漫画の盗作は歴史が古かった。1952年の朝鮮戦争当時に爆発的
な人気を呼んだ『密林の王子(ソ・ボンジェ)』を初の盗作事例と見なす。1951年に登場した日本作品
『少年ケニア』をそのまま移した作品だ。
その後も日本漫画の盗作およびコピー作品が人気を呼ぶ事例が絶えず続いた。バビル2世の人気の
ため、紆余曲折の末に『バビル3世』を描かなければならなかったキム・ヒョンベ画伯は次のように語る。
(写真)
URLリンク(imgnews.naver.com)
「日本漫画盗作問題で既成作家の大部分は自由ではない。我々の社会が漫画を創作品ではなく消耗品
と考えるなど、漫画に対する理解が不足していた結果だ。出版業者は金儲けに汲々として作家にコピー
を強要した。作家は生活のため泣く泣くやらなければいけなかった。 漫画家と我々の社会全てが
被害者だ」
■ 1970年代の収穫、成人漫画
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雑誌文化の発達は成人漫画時代を開放した。1968年に成人週刊誌『サンデーソウル』、1970年に国内
初のスポーツ新聞『日刊スポーツ』が創刊された。1970年代の大衆文化を象徴するこの媒体は成人
漫画時代を開いた双頭馬車だ。
日刊スポーツの場合、1972年 の『林巨正(イム・コクジョン)』、『水滸誌(スホジ)』など、コ・ウヨンの劇画
掲載を開始、その年2万部に過ぎなかった発行部数が1975年には30万部に増えた。サンデーソウルは
1974年にパク・スドンの『支石墓(コインドル)』を掲載し、成人漫画の人気に火をつけた。サンデーソウル
の成功で各種の週刊誌が出る事になり、カン・チョルスが『週刊女性』に『青春の落書き』を連載して成人
漫画ブームを手伝った。新聞や雑誌も審議で自由ではなかったが、子ども漫画や貸し漫画、漫画部屋
用よりは相対的に自律性を受ける事がができ、成人漫画の活性化に大きな役割をした。しかしその後
成人漫画も単行本で出版される過程で大々的な修正、削除措置を受けなければならなかった。
>>3くらいにつづく