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∞ 重慶の地下鉄建設ピンチ 薄氏失脚で資金難、香港銀と接触
中国重慶市で地下鉄やモノレールを建設する企業が、路線拡大に向けた資金調達のため香港の銀行と
接触を始めたと香港紙が4日までに報じた。同市トップだった薄煕来氏の解任により政情不安が増し、中
国本土の銀行から融資を受けにくくなったためとみられる。ただ、香港の銀行も融資に慎重とされる。
積極的にインフラ整備を推進してきた薄氏失脚で、交通網拡大などの大規模プロジェクトは今後苦境に
立たされそうだ。
重慶市は中国政府が進める内陸部の開発拠点として急速な発展を遂げてきた。3日付サウスチャイナ・
モーニング・ポスト紙などによると「重慶市軌道交通」は地下鉄とモノレールを組み合わせた路線網を整備
中。これまでに1~3号線が開通し、うちモノレール路線は日本が資金や技術面で関与している。
2020年までに9路線、50年までに17路線に拡大する計画で、多額の資金が必要となるが、中国本土
の銀行からの大規模融資は期待できないとされる。
モノレール路線は、05年に日本政府が円借款で約270億円を供与した2号線が開通。3号線は09年に
国際協力銀行が227億5000万円を限度とする融資を決め、日立製作所が列車制御システムを受注して
いる。(香港 共同)
ソース:SankeiBiz 2012.5.5 05:00
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画像:中国の重慶市で運行中のモノレール(ブルームバーグ)
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