12/05/06 13:10:53.80
退出が決定した貯蓄銀行4行は、金融委の点検結果ではとうてい回復が不可能なほど、深刻な不良を抱えて
いることが明らかになった。
業界1位のソロモン貯蓄銀行は昨年末現在のBIS比率は4.35%だったが、総資産4兆9758億ウォン、総与信3兆
1881億ウォン、総受信4兆5723億ウォンで、純資産が-3623億ウォンであることが分かった。
ソロモンの場合、2010年6月末には5兆7194億ウォンあった総資産が、1年半で7000億ウォン以上減少した。
この期間に受信規模が5000億ウォン以上急減した影響が大きかったと見られる。
特に自己資本は短時間に急激に減った。2010年6月末には1711億ウォンあったソロモンの自己資本は、1年後の
昨年6月末には608億ウォンまで減り、昨年末には-1801億ウォンと急激に悪化した。これによりBIS比率も2010年
6月末9.12%、昨年6月末9.16%から、昨年末には4.35%まで縮小した。
韓国貯蓄銀行は総資産2兆243億ウォン、総与信9949億ウォン、総受信1兆7996億ウォンで、純資産が-460億
ウォンと集計された。BIS比率は-1.36%だあった。資産と借金規模などは大きく動かなかったが、資本金増資にも
かかわらず自己資本が急激に減った。
2010年6月末に350億ウォンあった韓国貯蓄銀行の納入資本金規模は、昨年末まで800億ウォンに増えた。だが、
2010年6月末2184億ウォンあった韓国貯蓄銀行の自己資本は、昨年6月末に936億ウォンへ急減したのに続き、
昨年末には-383億ウォンまで落ちた。BIS比率も2010年6月末9.19%から、2011年6月末6.04%、2011年12月末には
-1.36%と、時間が経つほど悪化した。
未来貯蓄銀行の場合、総資産1兆7594億ウォン、総与信1兆5337億ウォン、総受信1兆8473億ウォンで、純資産
が-3177億ウォンに達した。BIS比率も-16.20%だった。この銀行も自己資本急減が不良の決定的原因になった。
2010年6月末931億ウォンあった未来貯蓄銀行の自己資本は、1年後には-1718億ウォン、昨年末には-2165億
ウォンになった。BIS比率も同じ期間に9.34%、-10.17%、-16.20%と悪化した。
小規模地域基盤銀行の漢州貯蓄銀行は総資産1502億ウォン、総与信1760億ウォン、総受信1854億ウォンで、
純資産は-616億ウォンだった。この銀行の場合BIS比率は-37.32%にまで悪化していて、回復の可能性がないと
判定された。2010年6月末41億ウォンあった自己資本は、2011年6月末には-111億ウォンまで蚕食され、昨年末には
-470億ウォンまで不良が拡大した。BIS比率の場合、2010年6月末3.62%から1年後には-7.78%に落ち、昨年末には
何と-37.32%まで低くなった。
東亜エコノミー: 2012-05-06 09:30:01
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