12/05/03 14:11:02.90
突然の暑さに見舞われ、2日午後3時に韓国の電力供給予備率が7.1%にまで落ち込んだ。
エアコンの使用が増えたことで瞬間電力需要が5919万キロワットに跳ね上がり、予備電力は
422万キロワットまで減った。供給予備率は、予備の電力として供給が可能な電力量の割合を
指し、一般的に10%を上回っていれば安定していると見なせる。予備電力が400万キロワット
台まで落ち込んだのは、今年初めて。本格的な夏が到来する前に早くも電力供給に黄信号が
ともり、今夏の電力需給を懸念する声も出ている。
電力供給側は通常、安定的な電力供給のため予備電力を500万キロワット台で維持している。
400万キロワットを切ると、稼動停止中の発電機を回すなど、さまざまな非常対策を取ることになる。
現在は夏の電力需要に備え、多くの発電所が整備に入っており、電力供給量が減っている。
保寧火力発電所1、2号機と古里原子力発電所1号機が事故で稼動を停止し、霊光原発1号機が
整備に入るなど、計37基が整備中だ。電力取引所のキム・ウソン給電運営チーム長は「発電所
を再稼動して電力需要を管理すれば、電力需給には特に問題ないだろう」と話している。
だが、昨年9月15日に各地で発生した大規模停電も、夏の非常対策期間が終わり、発電機が
同時に整備に入ったことが原因だった。電力供給に問題はないと安心してばかりはいられない
ようだ。一般的に、気温が1度上がると電力需要は60万キロワット増える。これは、大型の火力
発電所1機を稼動させなければ賄えない量だ。
ソース:朝鮮日報
URLリンク(www.chosunonline.com)