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中国政府は、南シナ海の西沙諸島に漁船などへの燃料を補給する拠点を建設する計画を進めていることを
明らかにし、領有権を巡って争うベトナムなどが反発を強めることが予想されます。
これは中国の国家海洋局が、２６日、インターネットのウェブサイト上で発表したものです。
それによりますと、南シナ海の西沙諸島に補給基地としてふ頭などを建設するプロジェクトについて、「中国南部の
海南省が審査することに原則的に同意した」としています。このプロジェクトの対象となっている海域は３３０ヘクタール
余りで、民間企業からの投資によって完成させ、南シナ海での観光や漁業活動を行ううえで燃料補給などを行う
拠点にする予定だとしています。
南シナ海の西沙諸島はベトナムなども領有権を主張しており、ベトナムは、２７日まで５日間にわたって、南シナ海に
面した都市でアメリカ海軍と合同訓練を行い、中国をけん制する動きを見せています。このため、中国がこの海域を
開発する手続きを進めていることに対し、今後、反発を強めることが予想されます。
NHKニュース: 2012年4月27日 9時8分
URLﾘﾝｸ(www3.nhk.or.jp)
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