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偽造部品の納入契約も
海外から輸入された原発用部品の「偽造品」が古里原発3号機に使用されていることが、検察の捜査で分かった。
原発の運転を担当する技術者が巨額の賄賂を受け取ってこの部品を横流しし、また後にこれに似た偽造部品の納入
契約も担当していたという。とりわけ古里原発は老朽化が進み、点検による稼働停止が相次いでいることから、部品
使用に関する大掛かりな実態調査とともに、納入を担当する役員や技術者に対する全面的な監査の必要性を主張
する声まで出始めている。
問題となった部品は原子炉の内部計測器密封部品(シーリングユニット)で、現在も古里原発3号機に設置されている。
この問題について韓国水力原子力(韓水原)は「海外の製品を取り外してこれを模倣し、製作したものだが、韓国企業が
技術開発を進めてすでに特許を取得し、納品されたものであるため、問題はない」と説明している。しかし原発の専門家は
「韓水原の説明を百パーセント信じるわけにはいかない。納品された部品については関係機関による再点検が必要」と主張
している。古里原発は今年2月、1号機で発生した電源喪失事故を1カ月にわたり隠蔽(いんぺい)したことも大きな問題に
なった。
蔚山地検特捜部は24日、古里原子力本部第2発電所系統技術チームのリーダーを務めるH容疑者(55)の身柄を拘束
した。検察によるとH容疑者は、2009年に海外から輸入した原発用部品のシーリングユニットを、蔚山のある機械製作メーカーに
横流しする見返りに、昨年5月までに総額8000万ウォン(現在のレートで約570万円)を受け取ったという、
この機械メーカーは2010年にこの部品の複製品を製造し、同年5月に古里原発と正式な納品契約を結んだが、検察に
よると、この契約の原発側の担当者は部品を横流ししたH容疑者だったという。
崔源奎(チェ・ウォンギュ)記者
朝鮮日報/朝鮮日報日本語版: 2012/04/26 10:08
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