12/04/25 22:36:56.07
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写真: 全国民主労働組合総連盟に所属する全羅北道全州市営バス労働組合のメンバーが、全州市庁
玄関前で抗議の意思表示のためズボンを下ろし用を足している。23日朝撮影。／写真提供＝全州市
全羅北道全州市庁前の広場でデモに参加していた全州市営バス労働組合の50代のメンバーが、150人以上の組合員や
同市の公務員、さらに10人以上の警察官が見ている中、市庁舎の入り口で排便行為を行った。現場では翌日も集会が
行われたが、この男性は全州市庁に向けて「大便よりも汚いやつら」などと叫び、デモに参加していた組合員たちは一斉に
拍手を送った。全国民主労働組合総連盟（民主労総）に所属する同組合はこれまで40日以上、週2、3回のペースで全州
市庁前の広場に集まり抗議デモを続けている。
23日午前10時16分ごろ、全州市庁前の芝生広場でストを展開する全州市営バス労働組合の執行部が「決死闘争」を
叫びながら会社や全州市、全羅北道を激しく非難する中、組合員のK氏（55）が集団の中から突然飛び出し、市庁玄関前に
向かって歩いていった。そして仲間が見守る中、K氏は玄関前でズボンを下ろして座り込んだ。
シャッターが下ろされた玄関横にいた警察官1人が駆け寄ってK氏を立たせようとすると、K氏は「大便よりも汚い市庁のやつら」
などと叫び、警察官の手を振り払いながら一瞬にして用を足した。
K氏は仲間の組合員が差し出したティッシュで後始末をすると、集団の中に戻った。時間にするとわずか2分ほど。K氏の大便は
市庁の職員が片付けた。
K氏は24日午前10時から行われた集会にも姿を現し、マイクを握った。司会者はK氏を「昨日勇気ある行動を起こした方」と
紹介した。
拍手を受けながら登場したK氏は「私は括約筋が弱いため我慢できない。もちろん、申し訳なく思っている」という言葉で演説を
始め、およそ5分にわたりバス会社の経営者、全州市長、全羅北道知事らを激しく侮辱し、演説の途中も大きな拍手を受けた。
3月13日から抗議活動を続けている市営バスの組合員たちは、全州市の公務員を集団で暴行する事件も起こしている。
組合員たちは17日午後、全州市豊南洞の慶基殿まで続く大通りをデモ行進し、慶基殿で集会を再開しようとした際、現場で
花壇の写真を撮影していた40歳の女性公務員など5人に暴行を加えた。全州市公務員組合は謝罪を要求したが、民主労総
全北本部は「組合員と市庁職員の間で摩擦が起こったことは遺憾」としながらも「これを集団暴行と非難するのは、真相を誇張し
歪曲（わいきょく）する行為」として謝罪に応じなかった。
民主労総の一部組合員はさらに、全州市の宋河珍（ソン・ハジン）市長が出席する市の行事も妨害した。今月20日に豊南洞の
韓国式家屋で開催された社会企業ミニ博覧会の会場に組合員たちが拡声器を持って押し寄せ、主催者側と激しい口論になった。
民主労総のバス組合員による過激な行動は、2010年12月8日から昨年4月まで146日間続いた抗議行動でも見られた。一部
組合員たちは市庁玄関のガラスを破壊し、取材していた報道関係者を暴行した。
昨年4月9日には100人以上の組合員が、ソウル市瑞草区で行われていた金完柱（キム・ワンジュ）全羅北道知事の長女の
結婚式会場に集まり、会場入り口前の路上で金知事や一部招待客に暴言を吐きながら蹴り上げようとしたり、止めてあった車の
タイヤをパンクさせた。
また、ストの影響で臨時運行していた走行中のバスに金属を投げつけて窓ガラスを割るなどの危害を加えたほか、昨年2月26日
深夜には、あるバス会社の車庫に止めてあったバスに火を付け、全焼させた。
全州＝ 金昌坤（キム・チャンゴン）記者
(>>2以降につづく)
朝鮮日報／朝鮮日報日本語版: 2012/04/25 12:53
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