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∞中国政府「南北スーダンでの中国石油企業の権益は保護されるべき」
中国外交部(外務省)の劉為民報道官は23日の定例記者会見で、スーダンと南スーダンの油田地帯を
めぐる武力衝突に関し、話し合いによる解決を呼びかけるとともに、「両国における中国の石油企業と協力
パートナーの合法権益は確実に保護されるべき」との談話を発表した。
スーダンと南スーダンは国境付近の油田地帯、ヘグリグの領有権などを巡って武力衝突を激化させてい
る。外交部サイトによると、ある記者が「スーダンのバシル大統領が石油問題について南スーダン政府とこれ
以上交渉せず、南スーダンがスーダンの領土を経由して石油を輸送することも許さないと表明した。中国
の石油企業は影響を受けないか」と質問した。
これに対し劉報道官は、「中国の石油企業とその協力パートナーは南北スーダンどちらにも重大プロジェ
クトを抱えており、その合法権益は確実に保護されるべき」と答えた。「石油は南北スーダン共通の経済の
ライフライン」だとし、「双方が理性を保ち、あくまで交渉を通じて石油の利益分配問題を解決するよう望む」
と述べた。
中国共産党機関紙、人民日報系の環球時報は24日付で南スーダンのキール大統領が「23日に訪中
開始」と伝えたが、今のところ中国メディアの関連報道はない。(編集担当:阪本佳代)
ソース:サーチナ 2012/04/24(火) 11:34
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