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∞韓進重工業、米海軍艦船の整備に参入
韓進重工業は18日、フィリピン・スービックに造船所を保有する現地法人「HHICフィル」が米国最大
の軍用船舶メーカー、ハンティントン・インガルス・インダストリーズと整備に関する基本協力協定
（MCA）を結んだと発表した。これにより、スービック造船所は、米海軍艦船、各国の商船の整備、
修理、物流支援などを担うことにになる。
今回の協定締結により、これまでグアム島、シンガポール、日本などで行われた修理需要のシフ
トが見込まれる。韓進重工業は今後5年間で10億ドル（約810億円）の売り上げを期待している。
韓進重工業の関係者は「米海軍は今後数十年にわたり、シンガポールなど西太平洋地域に艦船
を追加配備する計画だ。スービック造船所が戦略的な要衝にある点、韓進の高い技術力が好評価を
得た」と述べた。
ハンティントンの調査団は昨年11月から4カ月以上をかけ、スービック造船所、韓国・釜山の影島
造船所、釜山・中央洞の研究開発センターなどに対する実地調査を行い、韓進との協定締結を決め
た。
2009年に完成したスービック造船所は、全長550メートル、幅135メートルのドック、大型クレーン
4基、全長1000メートル以上の組立工場など最先端の設備を備えている。韓進重工業は影島造船所
の競争力低下で受注が減少したことから、スービック造船所を造船部門の中心拠点として育成してお
り、影島造船所はハイテク船舶、海洋支援船の建造に特化させる方針だ。スービック造船所は先月末、
430億ウォン（約30億7000万円）規模の石油精製工場向け鉄骨構造物を受注するなど、プラント部門
にも事業を拡大している。
チョ・ジェヒ記者
ソース：朝鮮日報日本語版 2012/04/19 09:17
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