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訪米中の石原慎太郎東京都知事(79)は、都による沖縄県・尖閣諸島の買い
取り方針表明から一夜明けた17日(現地時間)、ワシントンで「日本全体の
ためになる」と意義を強調した。野田佳彦首相(54)は18日、同諸島国有
化の可能性を示したが、石原知事は「こちらはもう(地権者との)取引が終わ
る。都が決めたことについて政府にお伺いを立てることはない」と対決姿勢を
鮮明に打ち出した。
後出しじゃんけんには応じない-。
訪問先の米ワシントンで前日16日に「東京が尖閣を守る」と宣言していた石
原氏は、この日も意気軒高。東京都による尖閣諸島の買い取りについて「日本
全体のためになる」と、改めて意義をアピールした。
野田首相は18日、「あらゆる検討をしたい」と、国有化を選択肢とする考え
を披露。藤村修官房長官(62)も「事実関係の把握は必要だ。東京都にも情
報提供を求めていく」と、歩み寄りの姿勢を重ねて示した。
しかし、“石原節”は止まらない。政府の対応を尻目に「(尖閣諸島の国有化
を)さっさとやればよかった。こちらはもう(地権者との)取引が終わる」と
バッサリ。購入を国と相談するかどうかについても「都が決めたことについて
政府にお伺いを立てることはない」と切り捨てた。
また石原氏と地権者の栗原國起さん(69)を仲介したとする山東昭子参院議
員(69)が18日、参院議員会館で記者会見。栗原さんが「政府には国益を
守る感覚がない」「外交センスがない人に(尖閣諸島を)任せることは不安」
と、日本政府への不信感を募らせていたことを明かし、石原氏を援護した。
栗原さんの実弟、弘行さん(65)はサンケイスポーツの取材に「石原知事の
発表は政府にとって寝耳に水だったでしょう。総務省が実家にコンタクトして
きているようですが…」と、政府側が動いていることを明かし、苦笑いした。
石原氏は、領有権を主張する中国の強硬姿勢については「半分宣戦布告のよう
なものだ」と指摘。日本政府の外交姿勢を痛烈に批判していた。
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