12/04/18 12:56:27.96 IP4Q4ZDM
●半月城教授の見解 「釣魚諸島は台湾領!」
半月城です。
これは[CML 006275] 「尖閣(釣魚)諸島の先占は一時凍結か」に書きましたが、
古賀が活動を始めたころの1885年に内務省は尖閣(釣魚)諸島を無主地だろうと考え
て領土編入を進めましたが、内務省から意見を求められた外務省は、清国は日本が清
国所属の島を占拠するのではないかと警戒していることを伝えて領土編入を見送るよ
う進言しました。結局、内務省も外務省の意見にしたがいましたが、これは日本政府
が尖閣(釣魚)諸島はあるいは清国の領土かも知れないという認識をもったことを意
味するのではないでしょうか?
その後も内務省は判断変更後の認識に変化はなく、沖縄県からの再三の編入要請を
10年間も却下し続けました。そして日本が日清戦争に勝利するや、単に「(1885年)
当時と今日とは事情も相異」するという理由で領土編入を閣議決定しました。この流
れからすると、日本は無主地どころか、清国領かもしれないと考えていた尖閣(釣
魚)諸島を戦勝へのご褒美にして領土編入する閣議決定をしたといえます。