【コラム】クール・ジャパン、なぜ韓流に出遅れたのか?[04/13]at NEWS4PLUS
【コラム】クール・ジャパン、なぜ韓流に出遅れたのか?[04/13] - 暇つぶし2ch1:HONEY MILKφ ★
12/04/13 08:19:27.58
編集委員 小林明

(写真)
URLリンク(www.nikkei.com)

アジア市場におけるクール・ジャパンVS韓流(クール・コリア)は3勝2敗―。

博報堂が興味深い調査をまとめている。台北、香港、マニラ、バンコク、上海、ジャカルタ、シンガポール、
ホーチミン、クアラルンプール、ムンバイのアジア10都市で男女計6591人に日・韓・欧米のコンテンツ(マンガ・
アニメ、ドラマ、映画、音楽、メーク・ファッション)でどれが好きかについて聞いた結果だ。

10都市の平均を出したところ、「マンガ・アニメ」と「音楽」と「メーク・ファッション」の3分野では日本が韓国を
上回ったものの、「ドラマ」と「映画」の2分野では日本が韓国を下回った(図1)。日本はマンガ・アニメでは
圧勝、メーク・ファッションでは優勢だが、音楽ではほぼ拮抗しており、逆にドラマや映画では劣勢に立たさ
れているという状況だ。

■台北と香港は親日、ASEANは韓流
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都市ごとに見ると、さらにアジアでの地域差も浮かび上がる。

5コンテンツでいずれも日本が韓国を上回ったのは台北と香港。この2都市は特にクール・ジャパンの人気
が高いので、アジアの中では“親日色”が強い場所といえそう。一方、マンガ・アニメを除く4コンテンツで
いずれも韓国が日本を上回っていたのがバンコク、上海、ホーチミン。全般的に見て、東南アジア諸国連合
(ASEAN)では韓流人気がより高い傾向があるようだ。

(図1)ドラマ、映画では韓流が優勢
URLリンク(www.nikkei.com)

「日本コンテンツはかつてアジア各国で強い影響力を持っていた。だが、今では韓国コンテンツに押されて
いる」(博報堂)。そんな実態がうかがえる。確かにテレビを見ると、韓国のドラマや映画は目に付くし、KARA
や少女時代などK―POP(韓国のポップス)の人気も高い。

「日本のドラマ、映画や音楽も健闘しているが、うかうかしていたら韓国勢に抜かれてしまう……」。そんな
不安も頭をよぎる。アジア市場で韓国に後れを取っているドラマや映画のクール・ジャパンのテコ入れが
急務なのだ。

そもそも、なぜ日本は韓国に出遅れてしまったのか?

(図2)日本より先行した「クール・コリア戦略」
URLリンク(www.nikkei.com)

「デザイン振興院」や「コンテンツ振興院」を設立し、大韓貿易投資振興公社(KOTRA)を通じた海外市場
の獲得支援策も強化(図2)。こうした積極策が奏功し、2000年からの4年間で日本、中国、香港、台湾向け
のコンテンツ輸出が0.36億ドルから5倍の1.8億ドルに増えたという。

(図3)韓国政府のクリエーティブ関連予算は日本の2倍超(コンテンツ関連予算は日本の8倍)
URLリンク(www.nikkei.com)

「日本と違い、韓国は国内市場が小さい。海外市場に打って出るしかない」。韓国のこんな強い危機感から、
日本は韓国にソフト・パワー戦略で先行され、分野によっては韓流の後じんを拝しているというわけだ。

2011年度の日韓のクリエーティブ関連の政府予算額を比較すると、韓国は日本の2倍超。コンテンツ関連
予算の規模は日本の約8倍にのぼり、かなり大きな差がついている(図3)。こうした官民一体の支援体制
が韓流人気を後押ししている。

ソース:日本経済新聞
URLリンク(www.nikkei.com)

>>2につづく


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