12/04/07 20:14:55.94
「韓米自由貿易協定(FTA)が通過するのを見て韓国への投資増額を決めた」。米国のポンプ・圧縮
機生産会社グルーズポンプのマイク・サーター副社長の言葉だ。 4日(現地時間)、米ニューヨーク
の上流社会の社交場メトロポリタンクラブは久々に盛り上がった。 韓国の知識経済部とKOTRA
(大韓貿易投資振興公社)が韓米FTA発効後に初めて開催した韓国投資説明会(IR)に約200人
の現地投資家が集まったためだ。
当初100人程度と見込んでいた主催側は、参加申し込みが予想以上に多かったため、場所の確保に
も苦労した。 サーター副社長は「韓米FTAが発効したことで、アジア投資の対象地として韓国への
関心がさらに高まった」と説明した。 韓米FTAで貿易障壁が低まったが、金融・法律市場の開放など
で韓国の制度・慣行が国際水準に格上げされたのも魅力的な部分だ。
この日、現場では6件・計4億2700万ドルの対韓国投資申告があった。 このうち3件は新規投資
だった。 韓国政府がニューヨークで開いた投資説明会の実績では最高の成績だ。 参加企業の分布
も幅広くなった。 KOTRAのオム・ソンピル北米地域本部長は「過去のIRには主に不動産開発や
金融機関の関係者が参加していたが、今回は韓米FTAで市場が開かれる法律・放送・教育・観光・
流通などサービス分野で参加の申し込みが多かった」と説明した。 米国人的資源管理(HR)分野
1位のACT-1グループのスティーブ・リー代表は「ハウロイドACT-1会長が韓米FTA締結過程で
米国政府の顧問として活動し、自ら韓国支社の設立を決定した」と紹介した。
その間、中国に押されていた製造業分野でも熱い反応があった。 2010年に全羅南道麗水(チョンラ
ナムド・ヨス)に6600万ドルを投資し、触媒剤生産工場を建設したアルベマール社はこの日、4200
万ドルを追加で投資すると申告した。
アルベマールのニコルズ副社長は「韓国は国内市場も速いペースで成長しているうえ、米国企業の
立場では中国・日本などアジア市場戦略の拠点としても最適地」と述べた。 米カリフォルニア州のスタ
イアンとカナダ・トロントのブリッジポイントはそれぞれ1億3500万ドル、1億2000万ドルを投資し、
太陽光モジュール生産工場を韓国に建設することにした。
特にこの日の投資説明会には米国私慕ファンド(PEF)投資責任者が多数出席し、注目を集めた。
ニューヨークを基盤とするPEFグローバルコーポレートファイナンスは、韓国の有望中小企業への
投資のため8000万ドルのファンドを設立したと明らかにした。
KOTRAのインベストコリア(IK)ハン・ギウォン・コミッショナー(投資誘致責任者)は「過去には直接
投資といえば製造企業の工場設立ばかり考えていたが、最近はPEFの長期投資を引き出すことも
投資誘致の大きな流れになっている」とし「今年中にアジアに投資しようというPEFだけで150余件・
430億ドル規模にのぼる」と説明した。 ハン・コミッショナーは「対韓投資を主導してきた欧州が財政
危機で投資余力を失ったため、PEFで新しい投資資本を引き込まなければならない」と述べた。
中央日報 2012/04/07
URLリンク(japanese.joins.com)
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