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パットン・ボッグズ会長とトレント・ロット前米上院院内総務が語る韓米協力
「韓国はこれまで韓米自由貿易調停（FTA）を推進する過程で構築した米国国内の親韓派議員
や、主なオピニオンリーダーのネットワークを積極的に活用する必要がある。そのまま放って
おいて失ってしまうのは、非常にもったいなく思う」
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パットン・ボッグズのトーマス・ボッグズ会長（右）と、トレント・ロット元共和党上院院内総務
米国最高の政策ローファーム（法律事務所）、パットン・ボッグズのトーマス・ボッグズ会長（右）
と、トレント・ロット元共和党上院院内総務は1日、ソウル市内のグランド・インターコンチネンタル・
ホテルで本紙の取材に応じ「ワシントンでの韓国に対するイメージは非常に肯定的だ」として、
上記のように語った。パットン・ボッグズは世界中に560人以上の弁護士を抱える、最高レベル
の政策ローファームで、韓米FTAの米議会通過のため韓国政府への法的アドバイスを提供し
てきた。現在、アラブ首長国連合やコロンビア、カタール政府もパットン・ボッグズの顧客だ。
ボッグズ会長は「韓米FTAを推進する中で、米上院・下院535人の議員のうち、誰が親韓派議員
なのかがはっきりと分かった。親韓派議員を通じて韓国の政治、経済、国防などに対する立場
を積極的に発展させる必要がある」と語った。例えば、米議会が強化しているイランに対する
経済封鎖の問題でも、韓国は例外として認められるという。「イラン産の原油輸入が、米国の
同盟国・韓国の経済と直結しているという論理で、米議会を説得することができるだろう」
ボッグズ会長は「今回構築された親韓派ネットワークを資産として考えるべきだ」と繰り返した。
「韓米FTAに対する政治的支持を引き出すために、米国国内では韓国の利益を代弁する草の
根団体が結成された。彼らにも関心を持つべき」
ボッグズ会長は、韓国国内で起きている韓米FTAに対する論争をめぐり「韓国のように人材に
基づく経済ではFTAが必須だ」と評価した。「米国はカナダ、メキシコともFTAを締結したが、
米国企業はカナダ、メキシコよりも韓国進出への希望が大きい。中国、日本と接している韓国
の方がチャンスが多いと見ているからだ」
一方、パットン・ボッグズの首席顧問を務めるロット前議員は「韓国は国防、安全保障以外に
もエネルギーなど経済分野で米国と緊密に協力できる部分が多い」と話した。
李智恵（イ・ジヘ）記者
朝鮮日報 2012/04/04
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