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京都・南青商会が主催する「第8回アクティブ〈HEBARAGI杯〉」が3月20日、MKボウル山科で
行われた。
同イベントは、南地域の学区にある京都朝鮮第1初級学校を支援する目的で8年前から企画されて
きたもので、毎年、府下青商会会員らとその家族をはじめとする多くの同胞が参加している。今年は
過去最高の240人が集った。
イベントでは、1部にチャリティーボウリング大会が、2部に宴会が行われた。
施設にある全レーンのほぼ9割を占める大所帯で行われたボウリング大会。全2ゲームが行われ、
各ゲームの1投目にガーターがでれば紙コップに100円を入れるという楽しい「罰ゲーム」もあり、
会場は終始、歓声と笑いに包まれていた。
老若男女が楽しめるイベントとして好評を博している「HEBARAGI杯」は、毎年参加人数を「更新」
している。同地域青商会会員の間では、それが一つの「伝統」になっており、毎年、「前年より盛大で
楽しいイベントを催そう」と会員らが団結して企画から運営、動員活動などを行っている。
この日のイベントでは、青商会会員らが独自に作ったTシャツを着用し行事運営にあたるなど、例年
よりいっそう会員らの一体感が際立った。
また、参加者が楽しめるようにと、配慮する会員らの姿も目立った。会場に訪れた子どもたちには、
一人ひとりにお菓子が配られたほか、ボールがガーターに落ちないようレーンの両サイドを柵で囲った
子ども専用レーンが設けられた。
一方、総連南支部会館で行われた2部の宴会にも、地域を越えた多くの同胞が参加し盛り上がった。
南青商会の朴錫旻会長司会のもと行われた宴会では、京都第1初級の校長にチャリティー金が寄贈
されたほか、ビンゴゲーム、参加者の自己紹介やイベントに参加した感想の発表などが行われ、会場は
和気あいあいとした雰囲気に包まれていた。
京都府青商会の鄭聖貴会長は、「一つの地域青商会でこれほどの大規模な行事を催せるのは、全国の
青商会の中でも稀ではないか」と話した。
近年、京都府下の各地域青商会が主催するイベントには、他地域青商会会員やその家族らの参加が
目立っており、地域間の垣根を越えた交流がいっそう盛んになっている。
朴会長は、「同胞社会全体の『在日離れ』が危ぶまれる中、それでも学校チャリティーとなれば、これだけの
人数が集まるのかと驚いている。また、京都青商会の地域を越えた連帯の強さと底力を感じている。一方で、
在日同胞社会と朝鮮学校を守るためには、今後、日本社会に積極的に協力を訴えていくことが大切だ。
そのためにも、南青商会ではまず、会員拡大を図ると共に『地に足をつけた青商会』をスローガンに、地域の
同胞や各団体といっそう強く連帯し、地域同胞社会の内部強化に努めたていきたい」と話した。【京都南青商会】
ソース 朝鮮新報 2012年4月2日
URLリンク(jp.korea-np.co.jp)
「第8回アクティブ〈HEBARAGI杯〉」には、過去最高 の240人が集った
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オリジナルTシャツを着て、行事運営にあたる青商会 会員ら
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2部の宴会は、和気あいあいとした雰囲気に包まれていた
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