【朝鮮日報】「日本は刀、韓国は弓の国」[04/01]at NEWS4PLUS
【朝鮮日報】「日本は刀、韓国は弓の国」[04/01] - 暇つぶし2ch1:なつあかねφ ★
12/04/01 17:20:58.32
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金炯国名誉教授が、社稷洞の黄鶴亭で弓を引いている。金名誉教授は、ほかの人なら引退する
年齢で国弓に入門した。9月29日撮影。/写真=許永翰(ホ・ヨンハン)記者

「弓を引く瞬間は的だけが見える。緊張の中で見詰める的は、ある瞬間、なんとしても到達すべき
深い願いの化身になる。過去に対する後悔もなく、未来に対する不安もない時間」

弓を手にして的を狙うまで、5秒から10秒ほどの時間が流れる。そしてついに手が弓の弦から離れ、
2秒後には、的に当たる「タン」という音が響く。「私と的が一つになる『物我一体』の瞬間」と語った。

『弓をひく-静けさの動学、国弓』(ヒョヒョン出版)の著者、金炯国(キム・ヒョングク)ソウル大学
環境大学院名誉教授(69)。2006年に出版され、今や忘れられてしまったこの本は、昨年公開され
た映画『最終兵器 弓』の人気に助けられ、再版された。「映画のおかげで弓に対する関心が高まり、
感謝している。映画に出てくる的は、私の本を見て考証したのだそうだ」

「耳順」すなわち60歳で国弓(韓国の伝統弓術)に入門した金名誉教授は「弓を引く中で、自然と
文献を探るようになったが、整理する必要性を感じた」と語った。金名誉教授の著書は、弓の社会
文化史に対する総合的アプローチを試みた初めての書籍だ。古代中国の兵書や朝鮮時代の文献
を参照し、韓国の弓の歴史を掘り下げ、現代韓国での「国弓」文化の現場を細かく記録した。「舞踊
塚(吉林省集安)の高句麗古墳壁画“狩猟図”に出てくる弓を見ると、今の角弓と形が全く同じ。弦
を張ると、二つの峰からなる大きな山、あるいはアルファベットのMの大文字が広がったような形だ。
西洋の弓は半円形に曲がっているだけだが、韓国の角弓は湾曲点が五つもあり、それだけ強い
推力が生じる」。

後期旧石器時代に登場した弓は、青銅器時代に入ると一般化した。韓国の青銅器時代の遺跡から
矢尻が多く出土している点や、昔から韓民族が「東夷」族と呼ばれていたことは、韓国の優れた弓の
歴史を示す証拠とされる。金名誉教授は「よく、中国人はやり、日本人は刀に秀でており、韓国人は
弓が得意だと言うが、この場合の弓は“片箭(へんせん=通常の半分サイズの弓)”。映画『最終
兵器 弓』で主人公が使った弓(エギサル)が、まさにこの片箭」と語った。竹を半分に割った「桶児」
に矢を入れて射る片箭は、普通の矢(70-80センチ)に比べ長さが半分程度しかなく、管を通って
矢が飛び出すため、より遠くまで飛び、正確に当てられるという。

弓にまつわる歴史物語は、興味深い。朝鮮王朝第22代国王の正祖は、50本の矢を放つと49本を
命中させるほどの弓の名手だった。「50本全て命中させたという記録はない。49本命中させると、
最後の矢は空中に放ったり、草むらに射込んだりした。完全な境地に至ると、次はそれ以上できな
くなるため、わざと矢を外したということだ」。

許允僖(ホ・ユンヒ)記者


朝鮮日報 2012/04/01
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