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∞［卓球］日本女子“韓敗”６大会連続メダルならず…世界卓球
◆卓球 世界選手権団体戦第６日（３０日、ドイツ・ドルトムント）日本女子は準々決勝で宿敵・韓国に
２―３で敗れ、６大会連続のメダル獲得はならなかった。日本は福原愛、石川佳純が連勝したが、残る
３試合で敗れ、逆転負け。５～８位決定戦に回ることになった。日本男子はシンガポールに３―１で快勝
し、３大会連続のメダルが確定。３１日の準決勝はドイツ―スウェーデンの勝者と、３５年ぶりの決勝進
出をかけて戦う。
石川が天井を仰いだ。第５試合、第５ゲームの１２―１３。相手はカット主戦型選手として世界トップ
クラスの金キョン娥。絶対に外せないラリーで、石川のドライブが大きく外れた。６大会連続のメダル
が消えた。「最後は肩に力が入ってしまい、相手がミスしてくれないかなと思った。まだまだ、こんなん
じゃ勝てない」。世界ランク６位のエースは悔し涙を流した。
あと１勝が遠い。韓国とは０８年北京五輪３位決定戦で敗れ、１０年モスクワ世界卓球では準々決勝
で３―２で破り、メダルにつなげた。ロンドン五輪の前哨戦としては、絶対に勝っておきたい相手だった。
試合前日まで「韓国とは当たるつもりで対策してきた」（福原）と相手が得意なカットの対策をこなした。
第１試合で福原、第２試合で石川がフルゲームの接戦をものにして連勝。勢いに乗ったはずだった。
だが、平野が敗れると形成は一変。福原もプロツアーでは０８年以降、２戦２勝だった石賀浄にストレ
ート負けした。重圧がかかった石川もフルゲームまで粘り、２度のマッチポイントを奪ったが、攻めきれ
なかった。
最低目標だったメダルは獲得できなかった。村上恭和監督が「いい薬になった」といえば、福原も「糧
にしたい」と前を向いた。この悔しさは４か月後、ロンドンでぶつけるしかない。
ソース：スポーツ報知 2012年3月31日10時11分
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