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湖南省長沙瀏陽市金剛鎮で26日、爆竹工場で炎上事故が発生した。同事故で、周辺の山林が燃え
出し山火事になった。27日には、山火事が別の爆竹工場に燃え移り、原料や製品に引火した。新浪
網などが報じた。
26日に事故を起こした爆竹工場では、「気温が基準以上に上昇したため、本来なら作業を中止する
規則だった。まさか事故になるとは思わなかった」という。工場内に置かれていた半製品や製品が
次々に吹き飛んだ。噴出した炎が裏山に燃え移り、山頂まで燃えた。作業員らは、初期段階で逃げ
出したので、けが人は出なかった。
工場火災と山火事は同日午後8時ごろまでに消し止められた。事故発生の具体的な経緯について
は、調査中という。
翌27日午後4時ごろには、金剛鎮の別の場所で山火事が発生。山中にある墓で、先祖の供養の
ために燃やした火が原因だったとみられている。火は迅速に広がり、爆竹や花火を生産する徳順
鞭炮煙花廠に迫った。工場では5、6人が作業をしていたが、山火事の発生を知り「まずい状況だ」
と判断して、早めに逃げ出した。その後、山火事が同工場に燃え移った。
工場から数百メートル離れた3階建ての家に住む女性によると、「轟音(ごうおん)が響いてきた。
何が起こったか分からなかったが、窓ガラスという窓ガラスがすべて砕け、雨のように降ってきた。
後で見てみると、窓枠もすべて変形していた」という。
同事故で、工場から数百メートル内にあった民家50軒ほどで、「震動と爆風で、窓ガラスがすべて
割れた」という。室内と屋外は砕けて飛び散ったガラスで足の踏み場もない状態になった。爆竹工
場から巨大なきのこ雲が発生し、遠くからもよく見えたという。
同事故では、爆竹工場から逃げる作業員2人が転倒して負傷した。住民にけがはなかったという。
山火事は27日夜までに消し止められたという。(編集担当:如月隼人)
サーチナ 2012/03/30
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