【2012年危機の正体】南京、慰安婦…日本が“中韓”に戦わずして負ける理由[03/29]at NEWS4PLUS
【2012年危機の正体】南京、慰安婦…日本が“中韓”に戦わずして負ける理由[03/29] - 暇つぶし2ch1:なつあかねφ ★
12/03/29 14:11:01.38
フォークランド紛争の勝利によってサッチャーは国民の絶大な支持を得た。イギリス国民は自信
を回復し、英国病を克服する原動力となった。しかし、それでもイギリス国民は自らの近現代史
に何となく自信を持てないでいた。原因は当時の歴史教育にあった。

サッチャー改革の柱の1つに教育改革がある。当時の教育行政は完全なる地方分権で、日本で
いう教育委員会が実権を握っていた。教育委員会には教職員組合が巣食い、組合主導の教育が
行われていた。ロンドン市ではトロツキストの過激な組合が教育を牛耳り、その結果、イギリスの
植民地支配がいかに残虐であったのかをグロテスクなイラストで描いた教科書が横行していた。

サッチャーは3期目の1988年からの教育改革で教育の責任が国にあることを示し、教育界から
組合の影響力を排除した。歴史教育も先人たちの苦闘があって今日があるとする内容に改めら
れた。イギリス国民は次第に贖罪意識を脱し、自信を回復していった。

現在、名古屋市の河村たかし市長の発言で南京事件が、また韓国が繰り返し持ち出すことでい
わゆる慰安婦問題が話題となっている。これらは日本人ののどに刺さったトゲのようなもので、
贖罪意識を与えている。

だが、南京事件の真偽、実態については学説上も諸説ある。日本政府も「被害者の具体的な人
数については諸説あり、政府としてどれが正しい数か認定することは困難」(外務省HP)という
立場だ。発言した場面はともかく、河村氏は20万人虐殺説に疑問を提起し、議論を求めたの
であり、問題視されるようなものではない。

従軍慰安婦強制連行は69年の韓国の小説「修羅道」で描かれた完全なるフィクションだったが、
次第に韓国民に「事実」として広がっていった。

日本政府は93年8月の河野官房長官談話で「当時の軍の関与の下に、多数の女性の名誉と尊厳
を深く傷つけた」としたが、日韓友好を保つための政治的妥協であったことは当時の関係者証言
で明らかになっている。

2つのテーマはともに戦後に建国した中国と韓国の存在理由に関っている。中国共産党の統治
の正統性は中国大陸から日本軍を追い出したことにある。韓国の正統史観は日本との独立戦争
を戦って勝ち、独立したというもの。両国にとって日本軍や日本統治は残虐で過酷なものでなけ
ればならず、そのシンボルが南京大虐殺であり、従軍慰安婦強制連行説である。

いずれも両国の事情が背景にあるのだが、日本人は真に受け、贖罪意識をもってへりくだる。
相手に道徳的に優位に立たれ、結果、外交やビジネスの場面で強い主張ができないでいる。
戦わずして負けているのだ。(敬称略)

■八木秀次(やぎ・ひでつぐ) 1962年、広島県生まれ。早大法学部卒業。同大学院政治学研究
科博士課程中退。国家、教育、歴史などについて保守主義の立場から幅広い言論活動を展開。
第2回正論新風賞受賞。現在、高崎経済大学教授、フジテレビジョン番組審議委員、日本教育
再生機構理事長。著書に「国民の思想」(産経新聞社)、「日本を愛する者が自覚すべきこと」
(PHP研究所)など多数。


ZAKZAK 2012/03/29
URLリンク(www.zakzak.co.jp)


レスを読む
最新レス表示
レスジャンプ
類似スレ一覧
スレッドの検索
話題のニュース
おまかせリスト
オプション
しおりを挟む
スレッドに書込
スレッドの一覧
暇つぶし2ch