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∞チベット男性インドで焼身 抗議か
中国の胡錦涛国家主席がインドを訪れるのを前に、中国からインドに亡命しているチベット族の男性が体
に火を放って大やけどを負いました。
中国政府のチベットを巡る政策に抗議しようとしたものとみられています。
インドの首都ニューデリーでは、中国の胡錦涛国家主席が訪問するのを前に、２６日、中国から亡命した
チベット族の人々６００人余りが抗議の集会を開きました。
このなかで男性１人が、突然灯油のようなものをかぶったあと体に火を放ち、病院に運ばれました。
集会の主催者によりますと、男性は全身にやけどを負って重体だということです。
インド北部のダラムサラに拠点を置くチベット亡命政府は、自ら火を放ったのは、６年前に中国から亡命
した２０代の男性だとしています。
中国の内陸部では、政府の対応に抗議するチベット族による焼身自殺が相次いでいますが、この男性も
みずからに火を放つ際に「チベットに自由を」などと叫んでおり、中国政府に抗議する目的があったものと
みられています。
胡錦涛国家主席は、今月２９日にニューデリーで開かれるインドやロシアなどとの首脳会議に出席する
予定で、それに向けてチベット族の人々による抗議行動がさらに激しくなることも予想されます。
ソース：ＮＨＫ 3月27日 9時54分 (リンク先に動画あり)
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