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大田市交響楽団団員の「プライベートな場への動員」も事実に反する
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写真: キム・ミファさん
タレントのキム・ミファさん（48）＝写真＝が、簡易投稿サイト「ツイッター」に「KBS交響楽団の団員たちがプライベートな用事に
付き合わされた」という虚偽の内容を書き込んだのに続き、さらに十分な根拠もなく「KBS交響楽団常任指揮者の咸信益（ハム・
シンイク）氏はかつて、大田市交響楽団を率いていたとき、団員たちをプライベートな場に動員した」と書き込み、物議を醸している。
キムさんは今月20日、ツイッターに「KBS交響楽団の団員たちが、プライベートな場にたびたび動員されている」と書き込み、これに
対してKBSが「事実無根だ」と反論したため、数時間後に「（咸氏と親交がある）米国エール大音楽学院長の古希祝いの席には、
大田市交響楽団の団員たちが動員されたという。行事に動員されたのは大田市交響楽団だったと、リツイート（ほかのユーザーの
発言を引用）を通じすでに訂正した」と書き込んだ。
キムさんがこのような書き込みをした際に引用したあるメディアの記事は「咸氏が大田市交響楽団の芸術監督兼常任指揮者を
務めていた当時、同楽団の団員たちを米国エール大音楽大学院長の古希祝いの席に動員した」という内容だった。咸氏は2001年
から06年まで大田市交響楽団を率いていた。
キムさんの釈明の書き込みは、ソーシャル・ネットワーキング・サービス（SNS）を通じ瞬く間に広がったが、この内容もまた、事実では
なかったことが分かった。
大田市交響楽団側は23日、この問題について「エール大音楽学部のロバート・ブロッカー学部長が協演したコンサートは、02年
7月にウソン芸術会館で行われた『大田市民のためのベートーベン・フェスティバル』で、公式な行事だった」と発表した。また同楽団は、
キムさんが「古希祝い」と表現したコンサートについて「06年6月、大田文化芸術の殿堂アートホールで『ピーター・フランクル、70年の
音楽人生を回顧する』というタイトルで行われた、大田市交響楽団のマスターズ・シリーズだった」との見解を示した。このとき協演した
ピーター・フランクル氏は、エール大の招聘（しょうへい）教授で、世界的なピアニストだ。同楽団は、キムさんが主張した「エール大学長の
古希祝い」について、全く異なる二つのコンサートを混同し、誤認したものと推定している。
同楽団の関係者は「咸氏に対し不満を持つKBS交響楽団の団員たちが、誤った情報を入手し、外部に流したものと考えられる」と
語った。
大田＝ イム・ドヒョク記者
朝鮮日報／朝鮮日報日本語版: 2012/03/24 11:49
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