12/03/24 16:20:35.11 qbNbWZ7J
>>95
38 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 TPP恐怖論に警鐘を鳴らす良書, 2012/3/13
By yt57 - レビューをすべて見るレビュー対象商品: TPP興国論 (ロング新書) (新書)
ともすれば、各論の不都合を持ち出して反対意見に終始してしまうTPP議論に警鐘をならしている。
変化を恐れ、扉を閉ざしてしまうのは、まるで日本を安楽死させることを選んでいるということに
つながることはないだろうか?
TPPについて、賛成反対を行う以前に重要なイシューがあること。日本全体が、将来どのように
ありたいのか、そして、どのような国際的貢献をしてくのかを明確にすること。そのビジョンのもとに、
徹底的に戦略を議論し、その戦略を実行するための位置づけとしてTPPを考えるべきであること。
あたらしい日本の秩序、Japanese New Order の形成の時代に自分が生まれたことを
自覚することで、ビジョナリーな日本と戦略的行動のできる日本への脱皮の必要性を強く訴えている。
TPP恐怖論的な著書が多い中で、新たな未来へ向かってどのようにTPPを利用していくのか
という視点で書かれた、ビジョナリーな思想に満ちた良書であると思った。
──────────────────
一人だけ大絶賛の方がいますが、ツッコミどころ満載ですねえ。一例を挙げれば、
>TPPについて、賛成反対を行う以前に重要なイシューがあること。日本全体が、将来どのように
>ありたいのか、そして、どのような国際的貢献をしてくのかを明確にすること
それが正しいとしすれば、そんな重要事項についてしっかりした答えがたかだか数ヶ月~数年で
出せるわけがない。その時点でTPP参加やその交渉なんぞしている場合じゃないことになるw