12/03/22 00:41:41.88
>>1の続き
日朝間には国交がなく、帰国事業は朝鮮総連が事実上推進した。新潟港で帰国船「万景峰号」に乗
る直前の出国手続きは、必ずしも厳格なものではなかったといわれ、朝鮮総連は「韓国籍と知りながら
一緒に帰国船に乗せることも可能」(元帰国者)だった。
実際に「帰国」した韓国籍がどれくらい対南工作に動員されたかは不明だが、文書からは、こうした
南北のせめぎ合いがあったことが読み取れる。
一方、韓国は日本を“安保不感症”のごとく批判し、北朝鮮やソ連など共産圏に対しもっと厳しい姿勢
で臨むよう求めていたことも、今回の外交文書を通じて確認することができる。
81年の金永南・朝鮮労働党国際部長(当時)の訪日が政治利用されないか、日朝貿易の日本側窓口
である東日本貿易研究会の活動が北朝鮮貿易代表部の設置につながりかねないなどとして「遺憾」を
表明。同年、韓国領空で駐韓米軍偵察機が北朝鮮によるミサイル攻撃を受けた事件をめぐっては「北
朝鮮を脅威とみなすことを留保してきた日本にとって再検討の契機」と“覚醒”を促している。
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