12/03/21 23:08:12.50 vuUFI/jX
>>297
それは理屈に間違いがあるね
>ここで『A国の商人』が『B国から安く買い付けて、A国内で高価値をつけて販売した』ならどうなると思う?
>例えば、B国内で卸売の値段で買って、A国内で『直売だから安いよ』と言って売ったら?
B国がもうかることには変わりないし(A国の商人が買ってくれてるのだから)、A商人がA国でB国が直接売るより安く売れるわけがないのだから(何故ならA商人は自分のマージンを商品値段上乗せしないといけない)
となると、やっぱりB国がそのままA国に直売りする流れになる
>ここで『輸出という国家利益』が『私的商行為』に摩り替わるんだ。
>結果として、富める者はますます富み、貧する者が富むことは無くなる。
上記の理屈によりそれはほとんどありえないよね?
でも、上記の理屈にはひとつ「今までの世界の条件なら」考慮もれがある
それが「関税」なわけだけど、今まではそれがあるから、君のいう理屈が「正」になる可能性が高かった
が、TPPなどにより関税が取っ払われたら…上記の理屈が大逆転のごとく息を吹き返して君の理屈のほうが沈むわけだ
だからある意味ではTPP推進論者が比較優位論を取り出してくるのは理屈にあってるわけ
が、本当にこの理屈どおりに世の中がまわるか?というとそれは誰もわからない、予測不可能