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石垣島と沖縄本島にPAC3配備、海からイージス艦 2段構えで迎撃
政府は20日、北朝鮮の長距離弾道ミサイル発射実験とみられる「衛星」打ち上げ予告に対し、沖縄県上空を通過時に
故障などで予定軌道を外れ、本体や部品が日本領域に落下した場合に備えて、航空自衛隊の地対空誘導弾パトリオット
(PAC3)を沖縄県の本島と石垣島にそれぞれ配備する方向で検討に入った。渡辺周防衛副大臣が同日の海上自衛隊
幹部候補生学校(広島県)の卒業式訓示で明らかにした。
石垣島では公有地に配備し、沖縄本島では空自第5高射群(本部・那覇市)の知念分屯基地(南城市)など
空自関連施設に展開するとみられる。
また、飛行計画ルート周辺海域に、海上自衛隊の海上配備型迎撃ミサイル(SM3)搭載イージス艦を配備する。
軌道が外れた場合の首都圏防衛のため、日本海側にもイージス艦を展開する方向で調整している。
海自のSM3搭載イージス艦は「こんごう」「ちょうかい」「みょうこう」「きりしま」の4隻で、うち数隻を配備する予定だ。
政府は日本領域に本体や部品が落下すると予測される場合は、SM3とPAC3の“2段構え”の迎撃態勢で対応する考えだ。
まず、イージス艦がSM3で高い高度のミサイルを迎撃する。これが第1段階だ。これを撃ち漏らした際にPAC3が撃ち落とす。
2009年4月に北朝鮮の長距離弾道ミサイルが東北地方の上空を通過したときと同様に海空自衛隊の統合任務になる。
09年の時は空自航空総隊司令官(空将)が指揮を執った。政府の対処要領によると、
日本の領域に落下すると判断した場合、同司令官が迎撃の命令を下す。
ミサイルの動きを監視する米軍の電子偵察機「RC135S(コブラボール)」も情報収集に当たるなど、日米両国が連携して
対処することになる。空自の航空作戦を束ねる航空総隊司令部が東京都府中市から米軍横田基地に移転後、
初の大型の共同運用作戦になりそうだ。
北朝鮮が国際海事機関(IMO)に事前通報した計画によると、1段目は韓国南部・全羅道西方沖、
2段目はフィリピン・ルソン島東方沖に落下としており、先端部分を含め、3段階式とみられる。
ソース 産経ニュース 2012.3.20 23:32
URLリンク(sankei.jp.msn.com)
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