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【ソウル聯合ニュース】韓国公正取引委員会は18日、調査を組織的に妨害した疑いでサムスン
電子に過去最高額となる4億ウォン(約2967万円)の過料を課したと明らかにした。
調査妨害の過料としてはこれまで食品大手のCJ第一製糖が3億4000万ウォンの過料を課され
ていた。
公取委によると、サムスン電子が携帯電話価格を水増ししている疑いで調査を開始するとさまざま
な妨害が続き、これを裏付ける証拠がそろったという。
昨年3月24日にサムスン電子水原事業場で携帯電話の流通関連調査を行った際、社員らが公取
委の調査員の立ち入りを遅らせている間に、調査対象部署の社員が関連資料を破棄し、コンピュー
ターを交換したりコンピューターに保存された資料を削除したりした。この他にも虚偽の資料を提出
するなど幹部の指示で調査妨害が常習的に行われていたという。
公取委は携帯電話価格を水増ししてから大幅に値引きするやり方で消費者を欺いたとしてサムスン
電子に課徴金23億8000万ウォンを課した際、調査妨害行為も反映したという。
先月27日に国会を通過した公正取引法改正案では暴言、暴行、現場立ち入りの妨害などの調査
妨害に3年以下の懲役または2億ウォン以下の罰金を課す条項が追加された。
聯合ニュース 2012/03/18
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