12/03/15 05:09:35.61
三菱自動車が、米国生産の乗用車を韓国に輸出することで最終調整に入ったことが14日、分かった。
15日に発効する米韓自由貿易協定(FTA)で、米国からの乗用車輸出関税が引き下げられるほか、
対ドルで円高ウォン安が続いており、米国からの供給で為替リスク低減を狙う。SUV(スポーツ用
多目的車)「RVR」を対象に、早ければ7月にも輸出を始める。
同社は、韓国での乗用車販売に、月内にも再参入することを表明している。2008年に韓国初進出を
果たしたが、販売が振るわず、現地の輸入・販売ディーラーが昨年4月に撤退した。今回は、新しい
ディーラーとの契約によって巻き返しを図る。
当面は日本からのRVR輸出で対応するが、米国から韓国への輸出の方が、関税、為替の両面でも
日本からの輸出よりも有利になる。このため、6月をめどに米国生産を始め、韓国向けに輸出する
ことで調整している。
日本メーカーでは、トヨタ自動車も、米国で生産した主力セダン「カムリ」を年間6千台、ミニバン「シエナ」
を同600台規模で韓国に輸出する計画を公表している。ホンダも伊東孝紳社長が昨年11月に、米国
からの韓国輸出の検討を表明している。
これまで、日系メーカーの米国生産は、北米市場の現地向け生産にほぼ特化していた。だが、長期化
する円高を背景に、輸出拠点としての米国の価値が高まっている。
.ソース:SankeiBiz
URLリンク(www.sankeibiz.jp)
【日韓経済】三菱自動車、韓国に再進出[03/08]
スレリンク(news4plus板)l50