【ガジェット通信】南京事件で注目すべきは、被害者の数よりも日本軍の「やらかしたこと」★2[03/12]at NEWS4PLUS
【ガジェット通信】南京事件で注目すべきは、被害者の数よりも日本軍の「やらかしたこと」★2[03/12] - 暇つぶし2ch3:天の書記φ ★
12/03/13 23:34:05.17
そして、被害者が30万人だという南京市の主張が「正しいか否か、わたしにはわからない」と
した上で、以下のように述べる。

「被害者側の南京市が、30万人という数字を出しているのに対して、加害者側の日本人が、そ
こまではいっていない、というのはナンセンスな話。

その数字が正しいか否かより、まず、そういうことは断じてするべきではない。してはいけな
いことと、肝に銘じるべきである」

2人の発言から、論点が見えてきたと思う。つまり、第2次大戦中の日本軍は、当事者能力のな
い幹部らの指揮により、アジアの各戦地では日本軍の兵士にも現地の人びとにも大きな混乱が
生じ、その混乱によって双方に多くの犠牲者が出た。少なくともその歴史的な事実はしっかり
認識しておくべきであり、また同じ事を「断じてするべきではない。してはいけないことと肝
に銘じるべき」という感覚は、日本人が持っておいて損にはならないものだと筆者は思う。と
くに外国人と交流する場面においては。

その感覚は、「この日本人の歴史認識はまともな感覚だ」とか「歴史の間違いから学んでいる」
と外国人に認められたり賞賛されることはあっても、けっして非難されることなどない。つま
り、そういう感覚を持つべく促すことは、外国人に対して日本人がまともな歴史認識を持って
いると気付いてもらう、すなわち「親日」的な行為なのではないかと筆者は考えているのだが。

河村市長の発言で言えば、南京事件が「なかったんじゃないか」という部分がおかしいのであ
って、「被害の大小について議論はあるものの、南京事件はあった」と言っておけば特に問題
発言だと言われずに済んだのである。河村市長はその後、「南京での戦闘行為によって悲しい
ことがあったということは、私も認めているんです」(週刊新潮、3月15日号)と述べている
が、ならば初めからそう発言しておけばよかったのだ。

付言しておくが、同記事で「少なくとも万人単位の虐殺はあったのではないか」と筆者が書い
たところ、論拠を示せという声が多く聞かれた。おそらく、「ガジェット通信=反日」という
勘違いの原因もこの一行にあるような気がする。「南京虐殺論争」に関しては、帝政ローマ時
代の思想家・ググレカス様にお聞きすれば、筆者がどのようなスタンスなのかは一発でわかる
と思う。だが、お聞きするのがめんどうな方のために、最低限の情報のみ記しておく。

筆者は、南京虐殺の肯定派と否定派、そして中間派の文献を数多く読みこんだ結果、『南京事
件』(中公新書)の著者であり、中間派と呼ばれる歴史家の秦郁彦さんによる見解を支持する
にいたった。たまたま、週刊新潮3月15日号に、南京虐殺に関する秦さんのコメントが掲載さ
れているので紹介しておく。「私自身は、様々な記録を検証した結果、4万人ほどの犠牲者は
いたと推計しています」。

「ガジェット通信は反日だったのか」とツイートしてくれた方には、以上の検証で「ガジェッ
ト通信」は「反日」ではないことと、筆者が「親日」であることをご理解いただければ幸いで
ある。

(谷川 茂)


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