【韓国】日本の部品・素材メーカー、生産拠点を続々と韓国に移転[03/13]at NEWS4PLUS
【韓国】日本の部品・素材メーカー、生産拠点を続々と韓国に移転[03/13] - 暇つぶし2ch1:なつあかねφ ★
12/03/13 14:11:53.98
日本の製造産業の要である部品・素材メーカーが続々と韓国へ投資を行っている。

韓日両国間の貿易不均衡の主要原因に挙げられていた日本の部品・素材メーカーが韓国に生産
拠点を構えることで対日貿易赤字が一定部分改善される見通しだ。しかし、日本国内では、テレビ
やスマートフォンなどの完成品市場で抜かれたところへ、部品・素材産業まで追い上げの足がかり
を提供することになるのではないかと懸念する声が高い。

日本の週刊日経ビジネスの最新号によると、日本の世界的な部品メーカーのうち10社あまりが
韓国に生産工場を建設している。化学メーカーの「帝人」が忠清南道牙山市(チュンチョンナムド・
アサンシ)にリチウム電池の核心部品である電池分離膜工場(資本金70億ウォン)を、今年6月
から稼動する予定だ。帝人が新たに開発した電池分離膜は、競争製品に比べて耐熱性や寿命で
優れた最先端の部品であるため、日本産業界が受けたショックはひとしおだ。

炭素繊維生産企業の「東レ」は、年産220トン規模の炭素繊維工場を慶尚北道亀尾市(キョンサン
ブクト・クミシ)に建設している。来年から10年間、計1兆3000億ウォンを投資する計画だ。特殊
炭素製品を生産する「イビデン」も2000億ウォンを投じて慶尚北道浦項市(ポハンシ)に工場を
設立し、来年から本格的に生産を開始することにした。日本の炭素繊維メーカーは、世界市場で
70%のシェアを占めるほど世界的な競争力を備えているが、技術流出を恐れて日本国内の生産
に拘ってきた。

部品素材の生産拠点だけでなく、情報技術(IT)関連の研究開発(R&D)施設も韓国に移す企業
が登場した。ディスプレイ製造装置メーカーのアルバックが、昨年7月、韓国に研究所を設立して
おり、半導体製造装置メーカーの東京エレクトロンも来月にR&D施設を建てることを決めた。

日本の部品素材企業とIT企業が核心施設を韓国に置くのは、長期不況と急激な円高、それに
電力不足や地震への不安感などで経営環境が悪化しているからだ。実際に韓国の法人税率は
24.2%で、日本(40.69%)の半分に過ぎない。1キロワット時のりドル換算電気料金(2009年
基準)も、韓国(0.058ドル)は日本(0.158ドル)の3分の1水準だ。労働者の年間平均賃金
(2010年基準)も韓国(2万6538ドル)が日本(4万7398ドル)の半分だ。

これに加えて、韓国ではスマートフォンやタブレットPCなどのIT製品の普及が急速に拡大して
いることも魅力的だ。三星(サムスン)、LG、現代(ヒョンデ)自動車などの完成品メーカーがいる
現地で直接生産して供給した方が採算性が高いと判断している。


東亜日報 2012/03/13
URLリンク(japanese.donga.com)


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