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■ 窃盗犯、実は連続放火犯
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不景気のせいで特別な仕事に就くことが出来ず、山で生活していた40代くらいの男が寒さ凌ぎ
のために連続的に火災を起こして警察に捕まった。
昨年11月13日の午前1時30分頃、釜山（プサン）沙上区（ササング）の某教会前のゴミの山に
急に火柱が上がった。
わずか30分後、近くの路地の廃休紙の山にも火が付いて広がり始めた。
偶然近くを通った住民が驚いて119に通報して、幸いに火は大きく広がらずにこれといった被害は
無かった。警察と消防当局は現場で鑑識をした際、故意に火災を起こした跡を見つけて放火犯の
後を追い始めた。
しかし、当初の放火容疑の申告からから先月まで、沙上区鶴章洞（ハクチャンドン）と厳弓洞
（オムグンドン）等の場所で相次いで放火による火災が起きたが、容疑者の行方は五里霧中
だった。
そうした去る4日、警察は車上荒らしをしたイ某容疑者（47歳）を検挙して容疑を追及した中、
意外な話を聞く事になった。
窃盗容疑に対しての調査をしていると、急にイ容疑者が自分の放火の事実を告白し、沙上区の
某浄水工場で起きた火災は自分はやっていないと抗弁したのだ。
釜山地域、沙上区一帯で続いた路地放火犯の容疑者が、まさにイ容疑者だったのだ。
警察の調査の結果、船員生活をしていたイ容疑者は景気不況でしばらく仕事に就く事が出来
なくなると、とサウナなどを転々として結局去る10月頃、乗鶴山（スンハクサン）に登ってテントを
張って生活して来た。氷点下の酷寒が襲ってくる度、住宅街に降りて火災を起こした事が判明
した。
警察の調査でイ容疑者は、「寒さを凌ぐために廃紙が集められている場所を中心に火災を
起こした」とし、「初めには寒い日ごとに火を起こしてから、後からは社会や自分の境遇に対する
不満のために火をつけた」と供述した。
警察はイ容疑者に対して窃盗の疑いで逮捕状を請求し、追加で放火やまた他の窃盗などの
疑いがあるのかを続けて調査している。
ソース：NAVER/釜山CBS=ノーカットニュース（韓国語）
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