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【IT】アップルのiPadminiは脱サムスン姿勢が鮮明、日台が受注の中心へ[03/10] - 暇つぶし2ch1:なつあかねφ ★
12/03/10 19:18:23.96
米アップルのタブレット端末「iPad(アイパッド)」の新作として、今年第3四半期にも発売されると
伝えられている「iPadmini」で、アップルの「脱サムスン」姿勢が鮮明なようだ。最終製品のライ
バルに、部品・部材で依存するのを避ける動きといい、日本や台湾のメーカーが受注の中心を
担うとの見方が出ている。

5日付経済日報は情報の出所を明らかにせず、アップルの脱サムスンの姿勢と台湾メーカーの
受注増見通しを伝えた。

具体的には、iPadminiの7.85インチ液晶パネルは、友達光電(AUO)とLGディスプレー(LGD)
が分け合うようだ。友達にとっては初めてiPadシリーズの製品向けに供給することになり、サン
プル出荷をするという。

友達傘下でバックライトモジュール(BLM)や導光板を手がける輔祥実業(フォーハウス)が、
BLM大手の瑞儀光電(ラジアント)と並んでサプライヤーとなる。液晶パネル用ドライバーICは、
ルネサスエレクトロニクスが受注し、同IC封止・測定大手のキン邦科技(チップボンド、キン=斤
に頁)が封止・測定を担うという。

製品組み立てはこれまで、鴻海精密工業が最大の担い手だったが、新たに和碩聯合科技(ペガ
トロン)が浮上。リスク分散を図る意味合いがあるとされている。

■メモリー、サムスンから東芝へ

メモリーの調達戦略でも大きな変化が起こる。サプライチェーンによれば、iPad向けはこれまで、
サムスン電子がNAND型フラッシュメモリーを独占供給していた。しかし、iPad2から東芝が第2位
サプライヤーに浮上。iPad3では東芝が首位のサムスンに取って代わるという。

第3四半期発売とされるiPadminiでも8ギガバイト(GB)のNANDメモリーを東芝が一手に供給。
メモリー封止・測定大手の力成科技(パワーテック)は東芝の最大の封止・測定委託先であり、
力成はエルピーダメモリ破たんによるマイナスの影響を補える可能性がある。

日台DRAM産業を窮地に追いやっているサムスンは、半導体事業でファウンドリー(半導体の受託
製造)業務も積極的に拡大している。アップルはこれに対する警戒感から、次世代プロセッサー
「A7」の生産を台湾積体電路製造(TSMC)に委託し、サムスンの圧倒的な立場に揺さぶりをかける
ようだ。


NNA.ASIA 2012/03/10
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