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当支部の特色は何といっても国際交流です。むしろ支部としては国際交流しかないというよう
な気持ちでいます。在日同胞が今後も歴史を重ねていくには、地域の皆さんと密接に文化交流
を重ね、共存共栄することが大切だと思います。地元の行事に民団名で参加するなど、同じ地域
住民なんだという考えを持ってもらえればいいですね。
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「続けることが大事」－白海秦支団長
今は若者の間でＫ―ＰＯＰやダンスが人気です。当支部では料理を月に１回教えています。これ
は単なる料理教室ではなく、まずレシピを韓国語で作ってそれで言葉を学ぶ。それを調理という
実践をとおして身につけていくというものです。そういう国際交流を発展させ、在日や地域の
歴史を学んでいく講座なども開いていきたいという考えはあります。
民団は長く地方参政権獲得運動を展開していますが、獲得運動を「闘争」のようにしてしまう
よりも、地域と交流し、自然と参政権を与えてもいいという雰囲気にしていくことのほうが有効
な気がします。長い時間はかかるかもしれないけれど。今は指紋押捺反対運動などをしていた
ときとは時代が違います。歴史教科書問題も含めて、若い人は「闘争」では民団から遠ざかっ
てしまうと思います。支部活動を20年続けてきてそう思うのです。
２０１０年に韓国で延坪島砲撃事件があったとき、地元の秦野市議会は神奈川県でいち早く北
に対する抗議文を出してくれました。今回お見えになった李寿尊総領事も秦野市を一番先に表
敬訪問してくれました。
支部では新規定住者を受け入れるため、昨年の総会で婦人会の役員を新規定住者に一新しまし
た。在日２世とうまくいくか心配だったのですが、組織全体が活性化されたように思います。
それには決断力だけでなく、顧問さんのような方々の支えも必要でしたが、今のところ非常に
安定しています。
若い人は、とにかく物心つく前民団に連れてくることが重要です。さまざまな行事を一過性の
もので終わらせるのではなく、アフターケアもしてほしいですね。若い人に民団とかかわれば
ビジネスチャンスが生まれると知ってもらうことも重要です。支部の監査は同胞の行政書士に
頼んだり、なるべく同胞の業者を使ってあげたり。どの支部もやっているでしょうが、続ける
ことが重要です。
統一日報 2012/03/10
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