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(台北 8日 中央社)マッサージチェアレンタルを謳い会員から投資を募っていた日本人経営
の「徳力邦克公司(Dream Bank)」(台北市)が7日、投資詐欺の疑いで検察による捜索を受
けた。同社はこれまでに約15億台湾元(約41億円)を荒稼ぎしていたと見られている。
オーナーの大倉満容疑者はすでに海外に逃亡しており、日本人役員の谷友弘容疑者および台湾
の関係者が7日、出国しようとしていたところを空港で取り押さえられている。
2009年に設立された同社は、日本の温泉施設にコイン式のマッサージチェアを貸し出している
などとして、1台につき9万8000元(約27万円)の投資を募っていた。
同社は、4カ月目には1万元がキャッシュバックされ、1年間で元手は回収され、三年後には33
万元を受け取ることができ、また会員を1人紹介するごとに報酬を出すといったうたい文句で
金を集めていた。被害者は1000人を越えている模様。
大倉容疑者は出国前に1200万米ドル(約9億7700円)を海外に送金していたことが分かってお
り、また谷容疑者の台湾の口座には1000万元以上の預金が残されていた。
谷容疑者および関係者はあいまいな供述を繰り返しているといい、検察では全力で大倉容疑者
の行方を追っている。
フォーカス台湾 2012/03/09
URLリンク(japan.cna.com.tw)