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日帝強制占領期に神社参拝拒否、子供を殺した敵を養子にした民族指導者、孫良源（ソン・ヤン
ウォン）の一代記を扱ったオペラ‘ソン・ヤンウォン’が8日、ソウル芸術の殿堂オペラハウスで開
幕する。
来る11日まで公演される今回のオペラは民族の指導者であり偉大な愛を実践したソン・ヤンウォ
ンの一代記を我が国最高のオペラ演出家チャン・スドンが演出し作曲家パク・ジェフン博士が参加
した。
今回のオペラ‘ソン・ヤンウォン’はパク・ジェフン博士が高齢になって民族と国を愛する心を持ち、
8年余りの期間、心血を注いで創作したと伝えられている。高麗オペラ団側は今回のオペラが我
が国を代表する最高の作品になるだろうと期待感を示した。
パク・ジェフン博士は「今回のオペラは我が国の民族指導者と指折り数えられる代表的な人物の
中で最高の愛を見せたソン・ヤンウォン牧師の愛、献身、信頼、教訓、感動を生き返らせ、世知辛
い現代を生きる現代人に教訓を与え、愛を分かち合おうと企画した」と話した。
パク博士はまた「隣人愛を真摯に実践して自身の息子を殺した敵までも愛して養子として育てたし、
ハンセン病患者の世話をするのに膿を口で吸い出すことまで拒まなかった献身、そして自身を犠
牲にしながらも隣人のために献身した精神と疎外された者たちのために奉仕した民族精神の教
訓を人々に知らせて愛を分かち合おうと今回の作品を企画することになった」と趣旨を説明した。
世界共通語の音楽を通じて当時の状況を再演しソン・ヤンウォン牧師の一代記を事実そのまま表
わした今回の作品は厳しい世の中を生きる現代人に隣人と愛を分かち合い幸せな大韓民国を作
っていくようになるだろうと主宰側は明らかにした。
（中略：配役と楽団紹介）
一方故ソン・ヤンウォン牧師(1902-1950)は1902年慶南咸安（ハマン）生まれ、平壌（ピョンヤン）
長老会神学校卒業後、麗水（ヨス）愛養院(ハンセン病患者収容所)教会で活動を初めた。神社参
拝拒否で麗水警察署に拘禁されたり、麗水順天（スンチョン）事件で二人の息子を失ったが、息子
を殺害した者を養子にした。朝鮮戦争当時、行動が不自由な患者たちのために信徒たちの避難
勧誘も断り、彼らを世話して1950年9月、北朝鮮軍によって殉教した。
（後略：あらすじ紹介）
ソース：(韓国語) 「最高の愛実践した民族の指導者」
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