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京畿地方警察庁は、中高生の「一陣（不良グループ）」らを集め、同年代の少年たちから金を
巻き上げたり、たい焼きや焼き芋などを販売させたりして、活動費を上納させた容疑で、暴力
団員K容疑者（21）ら5人を逮捕した。また、京畿道安城市や竜仁市、安山市などで、暴力団を
まねた組織を結成した一陣や、入れ墨業者など92人を検挙し、44人を書類送検した。
K容疑者など安城市の暴力団員らは、2008年から昨年末にかけ、計330回にわたり、2150万
ウォン（約157万円）を奪うとともに、数十回にわたって報復的な暴行を繰り返した疑いが持た
れている。
K容疑者らはまた、昨年11月から12月末にかけ、同市大泉洞でA君（16）たちに対し、たい焼き
や焼き芋などを販売するよう強要し、その売上金を横取りした疑いも持たれている。このほか、
昨年4月初めには、同市西仁洞の映画館の屋上で、L君（17）など4人に対し、組織を抜けたと
いう理由で暴行を加えたという。
警察は竜仁市でも、かつて一陣だった少年らが結成した暴力団「ヨンチョン会」に追従するグ
ループが、後輩の少年たちに対し常習的に暴行を加え、38回にわたって295万ウォン（約21万円）
を脅し取った、と発表した。また安城市では、少年P（17）など20人の少年らが、09年6月から
昨年3月にかけ、J君（15）など11人に対し、数十回にわたって暴行を加えたという。
梁煕東（ヤン・ヒドン）記者
朝鮮日報 2012/03/06
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