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尖閣離島、中国も名称公表=日本政府の命名に反発
【北京時事】中国政府は3日、「海島(島しょ)保護法」に基づき、尖閣諸島(中国名・釣魚島など)に付けた名称を
国家海洋局サイト上で公表した。日本政府が沖縄・尖閣諸島を含む無人島に命名したことに対抗する措置で、
中国外務省の洪磊・副報道局長は同日、日本側の措置に断固反対する談話を発表した。
洪副局長は「釣魚島と付属の島は中国固有の領土で、中国は争いのない主権を有する」と指摘。「それらの島に
対する日本側のいかなる一方的な措置も違法で無効だ。日本側がいかなる名称を付けようが、これらの島が
中国に帰属するという事実は決して変えることはできない」と強調した。
同局サイトには、釣魚島をはじめ71の島の名称が記載され、釣魚島については浙江省温州市から約356キロなどと、
大陸や台湾からの距離を明示し、その他の島は釣魚島など主要な島からの方角や距離が記されている。
日本の内閣府総合海洋政策本部は2日、日本の排他的経済水域(EEZ)の外縁を根拠付ける離島のうち、
尖閣諸島周辺を含む39の島に付けた名称を公表した。
また、新華社電によると、中国国家海洋局の当局者は2日、日本の海上保安庁の測量船が沖縄・久米島沖の
日本の排他的経済水域(EEZ)で実施している海洋調査について「中国の主権を侵害しており、国連海洋法条約と
中国の関連法に違反する」として中止を要求し、東シナ海の監視を強化する方針を明らかにした。
ソース 時事ドットコム 2012/03/03-13:41
URLリンク(www.jiji.com)