12/03/02 23:48:27.70
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▲鴨鴎亭洞弘益大前、梨泰院などはハングルがなければ日本と間違えるほど日本のレストランが多い。
ソウル弘益（ホンイク）大前にある日本料理店で日本人と向かい合って座わり日本酒を飲んでこう
いう質問をした記憶がある。「韓国のメディアは日本で三枚肉・ビビンパ・マッコリがよく売れるてい
ることを‘韓流熱風’と報道する。ここ弘大の前を見れば分かるだろうがみんな日本飲食店だ。こ
れについて日本メディアが日本人たちに‘日流熱風’という報道をしたことがあるか。」彼はじっくり
考えて、そんな報道は見たことがないといった。もし日本で‘韓国に日流熱風が吹く’と大々的に報
道をしたら韓国では果たしてどのような反応が起きるだろうか。
最近、ある放送会社で三一節をむかえて日帝強制占領期間にあった韓国料理の変化についてイ
ンタビューを要請してきた。真の意味ある番組だったが私は丁重に断った。食文化を成す根幹は
農水畜産業で、韓国農水畜産業の基本骨格が日帝によって用意されたことをまず率直に明らか
にすることがその放送の順序なのに、放送の特性上その長い話の核心だけ選んで送ることが明
らかで、ともすると私が植民地近代化論者または、親日分子と烙印を押されかねないと感じたた
めだ。
ソウルの日本食について書く文なのに、まえおきが長い理由は韓国のショービニズム(狂信的愛
国主義)が恐ろしいためだ。韓国のショービニズムは一部特定の集団の問題ではない。国民すべ
てが一時にショービニズム狂風に包まれるのをたびたび目撃するが、特に日本と関連することな
らその盲目性の前にすべての反対論理はひざまずかなければならない。ひざを折らなければ社
会的埋葬の報復を受ける。
事例をあげよう。2年前のちょうどこの時期<食客2:キムチ戦争>という映画が開封された。この映
画の製作スタッフは日本の<産経新聞>に全面広告を出した。広告には大きく‘KIM-CHI’と書かれ
ていた。‘キムチ’という日本人たちに‘キｍ-チ’と正しい名前を教えるということだった。韓国の報
道機関と国民はこの広告に歓呼した。韓国のキムチを持っていってお前ら勝手に調理法変えて名
前も変えて呼ぶな、ということだった。しかし日本人は英文のKIM-CHIもキムチと読む他ない。日
本人はパッチムをうまく読めない。彼らの立場では歪曲したくてキムチと言うのではなく、そう言う
しか無いのでそう発音するということだ。
恐ろしいのは、この事実を韓国人もよく知りながらあのKIM-CHI広告に歓呼したという点だ。この
広告の足をひっぱることが反民族的で親日に分類されかねないというこの大韓民国の雰囲気は、
本当に恐ろしいことだ。参考に、このKIM-CHI広告が出るちょうど2年前に李明博（イ・ミョンバク）
政権がスタートしたが、当時、大統領業務引継ぎ委員長のイ・キョンスク氏が‘Orange’はオレンジ
でなく‘オルィンジ’と発音しなければならないと話して大騒ぎになったことがある。ショービニズム
の前では人間の正常な思考が止まってしまうということだ。
2012年現在のソウルの食べ物は‘日流’が大勢だ。若者たちが集まる狎鴎亭洞街路樹の道、弘
大前、梨泰院などには日本で味わうことができるすべての食べ物がある。ソウルのデパート食べ
物売り場はもっと深刻だ。日本のデパートの食べ物売り場とデザイン・コンセプトまで全く同じだ。
デパートのロゴだけ離せばここが日本なのか韓国なのか区別できない。この日流の氾濫に韓国
のショービニズムは発動されない。本当に妙なことなのに、これがまた、韓国だ。
（後略）
ファン・キョイク(味コラムニスト)
ソース：シサIN LIVE(韓国語) 2012年、日流がソウルを支配する
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