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「私は我が国が世界で最も美しい国になることを望む。最も富強な国になることを望むのではない。
私が他の侵略に胸を痛めたのだから、わが国が他を侵略することを願わない。私たちの富力は私
たちの生活を豊かにするに値し、私たちの強力は他人の侵略を阻めば足りる。ただ限りなくほしい
のは高い文化の力だ。文化の力は我ら自らを幸せにし、ひいては他人に幸福を与えるからだ...。
私は我が国が他人を模倣する国にならず、このような高くて新しい文化の根源になって目標にな
って模範になることを望む。」
金九(キム・グ)先生の自叙伝、白凡逸誌に出てくる記述だ。白凡逸誌は現在本誌で連載中で多く
の読者から関心と愛を受けているのは過去の歴史から今日の座標を見るためだろう。特に祖国
が暗鬱だった時期、武力でなく文化で国を守らなければならないという考えが真に驚くべきで感動
的だ。それは日帝が36年の強制占領期間を通じても私たちの魂と魂が込められた文化を全部奪
い取ることができなかったように、国が絶体絶命の危機を迎えてもなんとか私たちの文化を守れ
ば、国は滅ばずにまた生き返ることができるという信頼を雄弁に語るものだ。
また3・1記念日が近づく。韓国人は解放後、今まで3・1精神を受け継いで正しくなされた国を作ろ
うと叫んできた。3・1精神とは何か。7,509人の死者と1万5,961人のケガ人を出しながらも‘主体
の和合、参加の開放、方法の非暴力’原則の元、全国200万余の民衆がただ平和的デモで一貫
した偉大な精神だ。
また、3・1運動は韓国人が流浪した土地の満州や沿海州、アメリカまで広がって国を取り戻そうと
いう独立運動ののろしに火をつける契機になった。そのため光復(解放)をむかえるその日まで
400万人余りが死んでいった植民地闘争の歴史が構成された。柳寛順(ユ・グァンスン)はその多
くの犠牲者のひとりだった。今日の韓国は3・1運動から始まった同胞らの血を流すことで得られた
のだ。歳月が流れからと経済が大きく発展したからと忘却することではない。過去の歴史を忘却す
る民族に未来はない。
今日、韓国社会が理念の左右で、地域の東西に政治の与野党により離れて果てしなく戦って嫌う
ことは3・1精神の忘却だ。韓国社会まで行く必要はなく、こちらカナダの韓人社会も限りない内紛
と葛藤の連続だ。金九先生はすでに60年余り前、白凡逸誌を通じてそのような醜い子孫に向かっ
てこのように話した。「最高文化建設の使命を達成する民族は一言で言えば全て成人を作るとこ
ろにある。韓国の人々ならば行った場所場所で信用を受けて接待を受けなければならない。私た
ちの敵が私たちを押している時には嫌ったり分解する殺伐、闘争の精神を育てても、敵はすでに
退いたので私たちは憎しみの闘争を捨て和合の建設を日常的に行う時だ。家が不和なら滅び、
国の中で分かれて戦えば滅びる。同胞間の憎しみと闘争は滅亡だ。私たちの容貌からは和気が
光らなければならない。」
互いの違いを愛することだ。‘違い’は葛藤の条件でなく愛の動因だ。安昌浩(アン・チャンホ)先生
は侵略者、日本さえも良い国になることを願った。まして私たちの間で互いに滅びることを願うの
か。韓国人社会の疎通と和合の道を破って分裂と対立を日常行う者は白凡の話に耳を傾けること
を望む。
「私たちは個人の自由を極度に主張するが、それは動物のように各々私腹を満たすために使う自
由か、いや、私の家族と私の隣人、私の国民が良い暮らしをできるために使われる自由だ。公園
の花を折る自由ではなく、公園に花を植える自由だ。」
(中略)
今は武力で強国になる時代ではなく文化で世界を支配する時代だ。高くて深い文化の力と周辺こ
そ韓人の本当の底力と魅力にならなければならない。それがこの社会でコリアを繁栄させ他の民
族ともうまく付き合うようにする真の方法だからだ。
ソース:コリアタイムズ・カナダ(韓国語) 「公園の花を折る自由はない」終わりなしに戦うのは3・1精神の忘却
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