12/02/13 16:22:03.75
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株価・為替・CDSプレミアム安定……危機前の水準まで下回る
KOSPI200の変動性指数は、危機以前まで戻る
欧州財政危機と米国景気低迷の懸念がやや減り、韓国の財務指標が急速に安定を取り戻している。
幾つかの指標は、危機以前の水準に完全に戻ってきた。
しかし依然として全体的な金融指標は、米国の信用格付降格に伴う世界的経済危機が始まった昨年8月5日以前の水準に戻らずにいる。
更に、金融指標の安定は欧州と米国の通貨当局の流動性供給に伴う一時的な現象である可能性も排除できない。米国と欧州の危機の
核心である「雷管」が取り除かれていないためだ。加えて、危機は徐々にアジアに移行しているという分析も出ている。
このため、韓国経済の金融指標がいつ正常な状態に戻るかは断言しにくい。
◇為替レート・株価、危機以前の水準に回復中
13日、国際金融センターと金融投資業界によると、USD/KRW為替レートは大きく下がっているため、まだ危機以前の水準に完全に戻って
いないとのことだった。
10日現在USD/KRW為替レートは1ドル＝1123.80ウォンを記録した。これは最高点である昨年9月26日の1195.8ウォンより72ウォン低い
水準だ。しかし、危機前の昨年8月4日の1061.7よりは62ウォン高い。一言で言えば、平常レベルと危機の頂点の数値との中間に位置付け
されていると見られる。
株価は、為替レートに比べて遥かに大きく回復した。
KOSPIは10日現在1993.70ポイントで、9日には2014.62ポイントまで上昇した。これは危機後の最低点である昨年9月26日の1652.71ポイント
に比べかなり高い。しかしこれでも、危機前の7月27日の2174.31ポイントに比べると160ポイント低い。
株価も危機以前の水準までには完全に回帰できていない。
◇CDSプレミアムの低下
デフォルトの危険を示すCDSプレミアムは今年に入って急速に低下している。
韓国政府が発行する外貨債券の5年満期クレジット・デフォルト・スワップ（CDS）プレミアムは、10日現在で141bp（ベーシスポイント、1bp = 0.01％）
を示した。9日には131bpまで低下した。これは最高点である昨年10月4日の229bpに比べて43％ほど低い。しかし、危機直前の8月1日の101bpに
比べれば30％ほど高い。
CDSは債券を発行した企業や国が倒産した時の損失を補償する金融派生商品である。CDSプレミアムの上昇は、信用度の悪化と債券発行費用
増加を意味する。
国際金融センターキム・ユンギョン研究員は「ギリシャのデフォルト（債務不履行）を防ぐ交渉妥結への期待と、米国の長期的な低金利維持の可能性に
投資家のリスク回避性向が緩和され、CDSプレミアムが低下している」と説明した。
キム研究員は「CDSプレミアムが昨年8月以前より高いレベルではあるが、危機を脱した結果、不履行の確率としての指標よりも投資家の信頼度を示す
指標の性格を取り戻したと見なければならない」と述べた。
聯合ニュース／韓国語（2012/02/13 04：56）
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