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K-POPアーティストの海外公演やテレビドラマの輸出など、韓国の文化・娯楽産業が昨年に海外で稼いだ収益額が過去最高
の7億9400万ドル(約596億円)に上ったことが、7日までに分かった。韓国銀行(中央銀行)が明らかにした。統計の作成が
始まった1980年以降で最も多く、過去5年間で2倍以上に急増しているという。
この額は、11年の日本のシングルCD総売上(約620億円)に匹敵。同銀行では「アジアを中心としたK-POP(韓国の
ポップミュージック)などの韓流の人気が収益増を後押ししているようだ」と分析している。
韓国紙・朝鮮日報などによると、韓国の文化・娯楽産業の海外収益額は96年までゼロだったが、97年に初めて500万ドルの
収益を上げた。その後、03年に日本でドラマ「冬のソナタ」が放送され、ヨン様ブームが起こってからは右肩上がりに上昇。05年に
2億6800万ドル、07年に4億4800万ドル、昨年末のNHK紅白歌合戦に出場した少女時代やKARAなど美女グループが
日本デビューした10年には初めて6億ドルを突破したという。
韓国は人口約4800万人で国内の市場規模は大きくないため、「韓流」を有力な輸出産業として国が推進している背景もある。
海外でのブームを受け、同国文化体育観光省は昨年、韓流スター育成に向けた「K-POPアカデミー」設立事業を支援すると
発表、次世代の人材発掘に乗り出している。K-POPは、日本だけですでに約90組がデビューしているほか、欧米へも続々と
進出中。韓国エンターテインメントの勢いはまだまだ続きそうだ。
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