12/02/08 07:38:03.74
ソース(ロシアの声) URLリンク(japanese.ruvr.ru)
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かなり古い時代から日本にはアイヌ人たちが住んでいたということだ。考古学的発掘によれば、アイヌ人が日本列島に現れたのは
紀元前約1万3千年頃だという。そのアイヌ人たちが縄文文化を創り出した。彼らは琉球から北海道にわたる日本列島だけではなく、
サハリンの南半分、クリル諸島、カムチャッカの南3分の1にも居住していた。その証拠は日本の地名にも残っている。対馬はツイマで、
遠い、という意味。富士はフツィで、おばあさん、の意。筑波はツ・ク・パで、2つの出っ張りをもった頭、つまり2つの頂上をもった山、
という意味。邪馬台はヤ・マ・タ・イで、海が陸を分断する場所、という意味となる。
現在日本においてアイヌ人の数は約3万人となっている。
サハリンや他のクリル諸島を含むロシア領には数百人。彼らは言葉も文化も維持している。信じられない人は、自分で確かめる
のが一番いいだろう。
2011年、雑誌「ナツィオナーリニイ・アクツェント」は「アイヌが戻ってきた!」という論文を発表した。この著者はマリーナ・ドルギフで、
カムチャッカのアイヌ人であるアレクセイ・ナカムラさんとのインタビューを収録したものだ。以下にその抜粋を紹介しよう。
-1945年以降、すべてのアイヌ人が日本にわたったと長い間考えられていましたが、そうではないのですか?
-私たちアイヌ人、もしくはカムチャダリ・クリル人といえばいいでしょうか、私たちはどこへも消えたことはありません。単に、長い間
認められてこなかっただけなのです。しかし17世紀にはすでに、スチェパン・ペトローヴィッチ・クラシェニンニコフが私たちのことを、
カムチャダリ・クリル人として記録に残しています。「アイヌ」という自称は、アイヌ語で「男性」もしくは「立派な男性」という意味で、
それは軍事的な役割からきています。我々は650年間も日本人と戦ってきたのです。私たちは、日本人という侵略者に抵抗してきた
世界で唯一の民族です。私の考えでは、日本人は我々の文化を真似しているだけだと思います。
-興味深いですね、どのような点ですか?
-私たちの文化を取り込んだのです。その例はたくさんあります。日本のサムライの剣は「カタナ」と呼ばれていますが、それはアイヌ語
では「入植地」や「村」、「氏族」などの意味です。刀は父から息子、息子から孫へと受け継がれるため、このように呼ばれていたのです。
腹切りもアイヌ人によって考えられたものなのです!私たちの信仰によれば、魂はお腹のなかに住んでいると考えられています。そして
それは細い糸によって結び付けられています。死んで魂を解放するためには、腹を開いて、その糸を切る必要があります。そうしないと
人間は生まれ変わることができません。
それに、日本式のお辞儀がどこから生まれたものか知っていますか?私たちの神話には、カパ・コズという水の精がいます。その精は
人間の姿をして、誰かを水に引き込もうとして陸に現れます。頭の上にはくぼみがあり、そこにある水がこぼれてしまうと、精は死んで
しまいます。カパ・コズの問題は、とても性格がよいということです。ですから森で人に出会ったときに、私がお辞儀をすれば、向こうも
お辞儀をします。お辞儀は深ければ深いほど、礼儀正しいものになります。そして頭の上の水もたくさんこぼれてしまいます。ですから、
深いお辞儀というのは実は、相手がカパ・コズではないかどうかを調べるためのものなのです。
(>>2以降に続きます)
※記者注…「ロシアの声」は、ロシア国営メディアです。またこの記事のカテゴリは、「特集: クリル諸島問題とロシアの立場」です。
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