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北朝鮮に中古パソコン不正輸出 容疑の朝鮮籍の男逮捕 特権グループ向け
北朝鮮へ日本製の中古パソコンを不正輸出したとして、警視庁公安部は７日、
外為法違反（無許可輸出）の疑いで
東京都豊島区のパソコン機器販売会社「ポプラテック」社長で、朝鮮籍の李（リ）舜奇（スンギ）容疑者（４９）＝板橋区中板橋＝を逮捕した。
中古パソコンなどを大量に中国・大連や韓国を経由して不正輸出していたとみられる。
公安部によると、李容疑者は「大連に向けて物を送ったことは間違いない。
北へ行くということも知っていた」と容疑を認めている。
逮捕容疑は、平成２１年２月２７日、経済産業相の許可を得ずに、
中古の日本製ノート型パソコン１００台（申告額約８６万円）を中国・大連の貿易会社「大連グローバル」を経由して、
北朝鮮へ輸出したとしている。公安部によると、このほかに、
当時は輸出可能だったデスクトップ型パソコンや液晶モニターなど約８００セットも送っていた。
捜査関係者によると、平壌のパソコンショップからメールなどで注文を受け、パソコンを輸出していたとみられる。
一部の特権階級向けとみられるが、公安部は、
パソコンに使われている部品などが軍事転用されていなかったかについても、調べる方針だ。
ポプラテックは平成１５年設立。中古パソコンや周辺機器の輸出入のほか、
インターネットやＪＲ池袋駅近くで格安販売し、パソコンのレンタルや修理なども行っていた。
公安部は昨年１２月に同社を家宅捜索するなどして、実態解明を進めていた。
ソース：MSN産経ニュース 2012.2.7 11:10
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