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スズキが、アジアで低価格コンパクト車を生産し、日本に逆輸入する計画が5日、明らかになった。早ければ2013年度末にも
発売する。現在最終的な仕様や、生産工場の選定に入っている。円高が加速する中、海外生産比率を引き上げることで、
収益改善を狙う。
同社が計画している逆輸入コンパクト車は、排気量が1000~1200cc程度で、価格は90万円台に設定する。現在主力の
コンパクト車である「スイフト」は走りの性能を強調し、価格帯も140万円前後からとなっており、軽自動車とスイフトの間の領域を
逆輸入車でカバーする考えだ。
現在、製品企画の最終段階に入っている。タイかインドネシアの工場で量産する計画で、日本、東南アジア地域だけでなく、
インドや欧州などでも販売する世界戦略車とする。
国内自動車各社は、アジア生産の逆輸入車を拡大させている。日産自動車が10年7月にコンパクト車「マーチ」をタイから
逆輸入して発売した。
今年夏には三菱自動車が、タイで生産を開始する世界戦略車「ミラージュ」の逆輸入を始める。
東南アジア諸国の生産技術が向上し、「品質面でもかなり水準が上がっている」(大手首脳)ことから、低価格を前面に出す
車種では、逆輸入が今後広がる可能性も高い。
ソース(SankeiBiz) URLリンク(www.sankeibiz.jp)