12/02/19 05:09:57.02 YUtkHt3p
しかし映画を見てみれば、むしろ日本人こそが首をひねってしまうようなトンデモ描写だらけで、実話から触発されて作ったとは思えないほど。歴史映画の範疇に入れるのもどうかというレベルだ。
たとえば主人公の一人、ジュンシクが日本軍に入隊したきっかけは、国内で起こした不祥事の、いわば懲罰。
「レイシスト集団の帝国陸軍の最底辺で虐待され、おまけに最前線で戦って死んで来いヒャッハー」というわけである。
劇中では強制連行されて軍に入った、というような言い方もされている。
だがこの映画で描かれるノモンハン事件時には、朝鮮人への徴兵制度はまだ事実上、運用されていなかった。
それが行われるのは終戦間際になってからだ。
「日本で悪いことをした朝鮮人を懲罰として陸軍に無理やり入隊させ最前線に送る」などというのは、妄想はなはだしいメチャクチャである。
こういう事を堂々と「実話をもとにした」「韓国映画史上最大の」超大作でやられると、場合によっては本当にあった事だと信じてしまう人もいると思われ、少々心配になる。
日本軍に参加した朝鮮人兵士の多くは志願兵であり、将校になった者もいれば特攻隊で散った者もいる。
「無理やり連れてこられた論」をぶつということは、家族を守ろうと命を懸けたそうした祖先たちの行為を踏みにじることにもなるわけだが、韓国人はそれでいいのだろうか。
日本軍描写についてもトンデモ度は高い。
公開切腹やら、39年の段階でレイプ集団と化していた関東軍など、ほとんど冗談のような光景、証言が繰り広げられる。
こうした数々をみれば、よほどこの監督は反日的なのかと思い込む日本の観客も多いだろう。
直接会って話をしてきた印象の限りでは私はそうは思わないが、その代わりに感じたのは、韓国の観客を納得させるためには、ここまで考証をねじまげねばならないのかという絶望である。
これほど日本と日本軍を極悪非道に描かないと納得しないのだとしたら、彼らと冷静な話をすることなど到底できるとは思えない。
韓国人は外に出て、まともな歴史の教科書で学ぶべきだ。そんな風に思ってしまう。